Global Knowledge Japan

Win Win Windows
ホーム > Win Win Windows > Windows Server 2008 R2 > 第2回: 新は旧を兼ねる (しん は きゅう をかねる)

Win Win Windowsコラム
第2回: 新は旧を兼ねる (しん は きゅう をかねる)
執筆:河野 憲義

「大は小を兼ねる」という諺をご存知かと思います。広辞苑には「大きいものは小さいものの代わりに用いることができる」と記載されています。日常では「大きいことは良いことだ」的な意味として使われることが多いのかもしれません。


例えば、「四畳半より六畳の部屋」、「軽自動車より大型リムジンでお出迎え」、「14インチより60インチの大画面テレビ」といった局面で使われているのではないでしょうか。反面、携帯音楽プレーヤーや軽量ノートPC、手のひらサイズの○○といった小ささ、手軽さに主眼を置いた局面には当てはまらないですね。この諺は、高度経済成長期にはピッタリだったように思いますが、現在では当てはまらないことの方が多いような気もしています。

 

そこで、「新は旧を兼ねる」という諺 (?) を勝手に創ってみました。
意味は「新しいものは旧いものの代わりにも用いることができる」です。
例えば、「新しいWindowsは旧いWindowsの代わりに用いることができる」、「新しい技術的な知識は旧い技術的な知識の代わりになる」といったところです。ただしWindowsはバージョンアップにより、従来の機能がサポートされなくなる場合もあります。この場合は「大は小を兼ねる」と同じで、当てはまらない局面もあります。


でも「新しい技術的な知識は旧い技術的な知識の代わりになる」には、例外がないような気がします。新技術には旧技術が基礎として含まれています。新技術を勉強することで旧技術の見直しになります。また、新技術の便利さや利用局面を知ることで、現在の環境や使い方を見直すこともできます。逆に、将来なくなる技術を勉強しても、業務に生かすことはできません。

 

「旧いものから新しいものへ」この流れは止められませんし、また逆流もできません。新しいものは、それが旧くなってから使うより、新しいうちに使った方がメリットも大きいはずです。この点は、技術的な知識も同様と言えます。新しい技術的な知識は役に立ちますが、数年前の技術的な知識は現時点で通用しません。(誰にも言わず、秘密にしておいたWindows NTの裏ワザ。今では誰も有り難がりませんし、今後使うこと自体ないでしょう。)

 
ひょっとすると、現在持っている技術的な知識そのものが、既に通用しなくなっているかもしれません。常に技術的な知識が通用するようにするには、未だ利用していない技術であっても、「新は旧を兼ねる」的な観点で、先んじて学ぶことが必要と言えるのかもしれません。

 

昨年、Windows Server 2008はバージョンアップし、Windows Server 2008 R2となりました。しかし残念なことに多くの認定コースは、Windows Server 2008 R2に対応していません。(2010年3月現在)


「新は旧を兼ねる」的に考えるならば、最新版のWindows Server 2008 R2で学習して頂きたいところです。最新版のWindows Server 2008 R2で学習することで、単なるWindows Server 2008を勉強することにもなり、さらにはWindows Server 2003の勉強にも繋がるからです。そのためにも、早急に教材の改定を期待したいところです。
このような現状に対してグローバルナレッジでは、認定コースを独自にWindows Server 2008 R2に対応させて提供しています。(認定テキストはWindows Server 2008のままですが、演習環境をWindows Server 2008 R2およびWindows 7にし、それに伴う補足資料を用意しています。ただし「#6749 Windows Server 2008 のサーバーの計画と管理(MSC0202V)」は、トラブルシューティングの演習が複雑で、R2への移行が難航しています。(2010年上半期中対応予定))
もちろんオリジナルコースは、すべてWindows Server 2008 R2に対応済みです。

 

「新は旧を兼ねる」の観点で、既存技術の知識収集に留まるのではなく、新技術の知識を収集し、それを既存技術に役立てて頂ければと思います。
教室にWindows Server 2008 R2を用意して皆さんの参加をお待ちしています。

 

マイクロソフト 集合研修コース一覧

 


河野 憲義

グローバル ナレッジネットワーク株式会社で、ITプロフェッショナル向け教育コースを担当。
古くはC言語、BASIC、アセンブラなどのプログラム開発のコースを担当していたが、
1995年よりマイクロソフト認定トレーナーとしてマイクロソフトのプロダクトに関するコースを担当。
現在は、Windows Server 2008や仮想化、Exchange Server 2007などのコースを担当する。 


[Windows Server 2008 R2][2010年4月20日配信]

*Microsoft、Windowsは、米国Microsoft社の登録商標です。
*Oracleは、米国オラクル・コーポレーションおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
*BOOT CAMP、NEW TRAIN、NETGUNはグローバル ナレッジ ネットワーク株式会社の登録商標です。
*その他このサイトに掲載された社名、製品名は、各社の商標、または登録商標です。
*推奨ブラウザ:Internet Explorer 6.0/FireFox 3.0以上

© Global Knowledge Network Japan, Ltd. 2008-2011, All Rights Reserved.
  • Get ADOBE READER