Global Knowledge Japan

Win Win Windows
ホーム > Win Win Windows > クラウド

Win Win Windowsコラム
クラウドでもPowerShell
執筆:横山哲也

今どきのオンラインゲームは、クラウド上で構築されることが当たり前になりました(歩きスマホはやめましょう)。社内にあるのが常識だった基幹システムをクラウド上で構築する事例も増えています。開発テストマシンも、クラウドなら簡単にその場で調達できます。


クラウドコンピューティングサービスを使う場合、インターネット経由で管理ツールを使う必要があります。この時、Webベースの管理ツールとコマンドの両方が提供されるのが普通です。また、プログラムから呼び出し可能なAPIも備えているのが一般的です。


Microsoft Azureの管理ツールも例外ではなく、以下の3種類+1機能が提供されます。


このうち、システム管理者が最もよく使うのは、Web管理ポータルでしょう。教育コース「Microsoft AzureによるITインフラの拡張」ではWebポータルだけを使います。


しかし、Microsoft Azureの機能の一部はWebポータルでは操作できず、PowerShellを使う必要があります。そのため、教育コース「Microsoft Azureによるサイト間ネットワークの構築」では、Web管理ポータルとPowerShellコマンドを併用しています。Microsoftの公式カリキュラム「Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの実装(#23533)」も同様です。


なお、Azureコマンドは、主に非Windowsユーザーによって使われています。PowerShellが使えるのであれば、PowerShellをおすすめします。


PowerShellの最大の利点は「何度でも同じ作業を繰り返すことができる」ということでしょう。システム開発中、テストマシンを何台も用意する必要があるかもしれません。Web管理ポータルで同じことを何度も繰り返すのは苦痛ですし、間違える確率も上がります。


同じことを何度も繰り返し実行するという機械的な作業は機械にやらせましょう


クラウドに限らず、PowerShellは、Windowsのあらゆるところで使われはじめています。


Active Directoryの新機能も、多くはPowerShellから実装されます。たとえば、パスワードポリシーをグローバルグループやユーザーごとに変更できる「きめ細かなパスワードポリシー」は、当初(Windows Server 2008)ADSIEDITツールのみでのサポートでしたが、Windows Server 2008 R2でPowerShellから設定可能になり、GUIで管理できるようになったのはWindows Server 2012からです。


Windows Server 2008 R2から利用可能な「Active Directoryのごみ箱」機能も、GUIが使えるようになったのはWindows Server 2012からです。


PowerShellには、コンマ区切りフォーマット(CSV)ファイルを簡単に扱う機能もあるため、事前に作っておいた表に基づいて一括処理することも簡単です(後述します)。


PowerShellさえ知っていればWindowsのあらゆる操作ができますし(たぶん)、逆にPowerShellを知らなければできない操作もあります(確実)。


PowerShellには、TABキーでコマンドやコマンドオプションを補完する機能があるので、コマンドを正確に覚えていなくても困らないという利点もあります。


たとえば、現在使用中のコンピュータをシャットダウンするときは「Stop-Computer」コマンドレットを使います(PowerShellのコマンドを「コマンドレット」と呼びます)。初期状態のWindowsの場合、「sto[TAB]」と打てば、自動的に「Stop-Computer」と補完されます(stoで始まるコマンドが他に追加されている場合は、TABキーを押すたびにコマンドが切り替わります)。Windows Server 2012が出た当初、[スタート]ボタンがなかった頃は、こうしてシャットダウンしていたものです。


ちなみに、このTABキーで補完する機能は、ネットワーク機器などで広く採用されていますが、もとをたどればTENEXというOSに由来するそうです(Wikipedia:TOPS-20内のTENEX)。


「せっかくのWindowsなのにコマンドなんて」と思わず、ぜひPowerShellにチャレンジしてください。


クラウドエンジニアファーストステップ応援キャンペーン」では、特定コースの受講者に対して、アンケートを回答していただくことでモバイルバッテリチャージャーをプレゼントしています。ちょうど欲しいと思っていた方もいらっしゃるでしょう。

このキャンペーン「クラウドエンジニア」となっていることから分かるように、クラウドと仮想化に関連した教育コースの受講者が対象ですが、ネットワークの基礎コースの一部や、WindowsのIT基盤に欠かせないActive Directoryなども対象になっています。


そして、もちろんPowerShellのコース「Windows PowerShell コマンド・スクリプト入門 ~Windows Server 2012 R2対応~」も対象です。


Windowsを使っているみなさま、オンプレミスでもクラウドでも、PowerShellを学習してシステム管理の効率を上げましょう。そして、余った時間は、モバイルバッテリチャージャーを持って外に出てみてはいかがでしょう。ただし、歩きスマホやめましょう(大事なことなのでもう一度書きました)。

 

【CSVの扱い方】

PowerShellでCSVファイルを扱う方法はいくつかありますが、最も簡単な方法は以下の通りです。

  1. 以下のルールに従ってCSVファイルを作成
    ・UNICODE形式で作成
    ・先頭行は列名の一覧
  2. Import-CSVコマンドレットでファイル丸ごと読み込み
  3. 読み込んだ変数を配列として使用

例を挙げましょう。

以下のようなCSVファイルを作成し、userlist.csvとします。1行目が見出しの一覧になります。

last,first,id
横山,哲也,yokoyama
谷口,愛男,tani
松前,律夫,matsumae
岡山,香保里,okayama

以下のPowerShellコマンドレットを実行し、変数listに代入します。

$list = import-csv .\userlist.csv

これで、list[0]からlist[3]の4行で構成される配列ができます。見出し行は配列には含まれませんが、自動的に属性名として割り当てられます。たとえばlist[0].idの内容はyokoyamaとなります。また、以下のようなプログラムを書けば、読み込んだCSVファイルの内容から、last(名字)とfirst(名前)の一覧表を表示できます。

foreach ($i in $list) {
   
Write-Host $i.last  $i.first
}

 

【関連記事】

CAT-1
▲子猫は何にでも興味を持ちます。たぶんPowerShellにも。

[クラウド運用管理][2016年8月10日配信]

Win Win Windowsコラム
Microsoft AzureによるITインフラの拡張
執筆:横山哲也

Microsoft AzureによるITインフラの拡張」という1日の教育コースがあります。Microsoft Azure上に複数の仮想マシンを展開し、負荷分散(ロードバランス)を構成し、仮想ネットワークで接続するまでが目標です。


エミュレーションではなく、本物のMicrosoft Azureを使うので、応答速度や使い勝手をリアルに体験できます。


詳しくは、別のブログ記事「Microsoft Azureによる社内IT基盤の拡張」をご覧ください。


そして、この教育コースの内容をカバーしている書籍「ひと目でわかるAzure 基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築」が発売されました。


書籍なので演習はありませんし、具体的な演習課題もありませんが、内容的には1日の研修「Microsoft AzureによるITインフラの拡張」をほぼカバーしています。


Microsoft Azureを使った仮想マシンは手軽ですぐに作れるため、正規のIT部門を通さずに利用するケースもあるようです。こうした形態は「シャドウIT」と呼ばれ、必ずしも好ましいことではありません。グローバルナレッジとしては、IT部門に相談の上で利用することを強くおすすめしています。


しかし、開発現場などでテストマシンを簡単に調達し、不要になったら即座に廃棄するような使い方にAzureは非常に便利です。


ひと目でわかるAzure 基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築」を執筆した動機もここにあります。個人で、必要なサーバーを必要なだけすぐに調達し、使った分だけお金を払うシステムは、一時的な利用に最適です。


以下、「ひと目でわかるAzure 基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築」の前書きを転載します。この内容は、教育コース「Microsoft AzureによるITインフラの拡張」についてもそのままあてはまります。私としては、時間と費用の都合が付けば、講師の指導と演習のついた教育コースの方をおすすめしますが、書籍でしか扱っていない内容もあるので、受講後の副読本としてご利用ください。


私がコンピューター関連の雑誌記事や書籍を書き始めた頃、自分でサーバーを構成するのは少々面倒でした。まず、サーバーOSを入手しなければなりません。Windows Serverは高価ですし、Linuxのインストールは今よりもずっと面倒でした。何よりインストール可能なPCを調達する必要がありました。


そのうちに、VMware Workstationが登場し、仮想マシンが使えるようになりました。Windows 8.1にはWindows Server 2012 R2とほぼ同等の機能を持つ仮想化機能Hyper-Vが標準搭載されています。


Windowsはもちろん、現在のLinuxにはHyper-Vゲストのサポート機能が組み込まれているので、インストールも格段に簡単になりました。しかし、LinuxはともかくWindows Serverは製品ライセンスの価格が高く、個人的な興味で試験的に利用するには少々ハードルが高いことには変わりありません。数日間のテストのために高価なサーバー製品を購入するのは無駄な話です。


そこで、目を付けたのがAmazon Web ServicesやMicrosoft Azureといったクラウドサービスです。これなら、誰でも簡単に、短時間で自分専用のサーバーを立てることができます。しかも時間単位の課金なので、短期間であればわずかな費用で済みます。


ただし、クラウドはインターネットの向こう側にあり、手元で操作できるサーバーとは違う部分もたくさんあります。そのため、初期インストールでつまずく人も多いようです。


特に、ストレージ(ディスク装置)とネットワークはクラウドサービス固有の機能が多く、一筋縄ではいきません。私は仕事の関係で、Amazon Web Services、Microsoft Azure、IBM SoftLayerといったクラウドサービスを利用していますが、いずれもストレージとネットワークはそれぞれ特徴があり、考え方や構成手順が違います。


本書は、Microsoft Azureを使って仮想マシンを構成するための手引き書です。主な対象者は、短時間で、最小料金で、短期間だけサーバーを使いたい方ですが、もちろん恒常的に使い続ける場合にも役立ちます。


なお、サーバーをインストールした後、そのサーバーをどう使うかについては本書の対象外です。いったんサーバーがインストールされてしまえば、後はふつうのサーバーと同じです。ちょっと遅いネットワークにつながっていることを除けば何の違いもありませんので、サーバーの具体的な使い方については別の参考書で学習してください。



ひと目でわかるAzure 基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築


以下もあわせてご覧ください。

[Azureクラウド][2015年9月 7日配信]

Win Win Windowsコラム
Microsoft Azureによる社内IT基盤の拡張
執筆:横山哲也

グローバルナレッジでは、クラウドサービスの研修もたくさん扱っています(公平を期すためアルファベット順です)。

それぞれのクラウドサービスは、いずれも多くの実績があり、どれが一番いいというものではありませんが、今回はMicrosoft Azureを使った社内IT基盤の拡張について紹介します。

一般に、クラウドサービスを使ったIT基盤は、以下の順序で構築します。

  1. 仮想マシンの初期設定
  2. 仮想マシンのカスタマイズ(日本語化やアプリケーションのインストール)
  3. 仮想マシンテンプレートの作成
  4. 仮想マシンテンプレートから仮想マシンの構築
  5. 必要に応じて負荷分散を構成

Microsoft Azureの場合、クラウド上に構成したサーバーは、そのままではインターネット経由でのみ通信が可能です。これではクライアント・サーバー構成を取りにくいので、事前に作成した「仮想ネットワーク」に仮想マシンを配置します。仮想ネットワーク内のサーバーは自由に通信が出来ます。

社内システムとクラウドを連携したい場合もあります。この時、社内ネットワークから仮想ネットワークに接続することで、ファイアウォールに制限されず自由にアクセスできるようになります。

Microsoft Azureでは、社内ネットワークから仮想ネットワークに接続するために2つの方法があります。

  1. ポイント対サイト接続
  2. サイト間接続

ポイント対サイト接続は、管理用PCを1台だけ仮想ネットワークに接続する機能です)複数のPCを同時に仮想ネットワークに接続することは可能ですが、あくまでも「PC(ポイント)対クラウド(サイト)接続です」。昔で言えば、管理者がデータセンターのホストにモデムを使って電話回線経由で接続するイメージでしょうか。管理者個人が、管理用にサーバーへ接続する機能を提供します。

Microsoft AzureによるITインフラの拡張」では、ここまでの手順を学習します。

実際のITシステムでは、クラウドサービスだけを使うことは少なく、社内システムと連携させることが多いでしょう。この時に使われるのがサイト間接続です。

サイト間接続は、社内ネットワークと仮想ネットワークをルーター(ゲートウェイ)で接続し、社内とクラウドが一体となったネットワークを構成する機能です。ちょうど、データセンターのホストと社内システムとを結ぶようなイメージでしょうか。

現在でも、機密レベルが極めて高いデータや、自社で完全にコントロールしたい情報に関しては社内に置くことが多いでしょう。サイト間接続を使えば、クラウドと社内(オンプレミス)にサーバーを分散配置しながら、統合管理ができるようになります。

Microsoft AzureによるITインフラの拡張」では、サイト間接続の概要は紹介しますが、演習は行いません。演習は「Microsoft Azureによるサイト間ネットワークの構築」に含まれます。

一般的なWindows環境では、認証用にActive Directoryドメインサービス用のサーバー(ドメインコントローラー)を構築し、ファイルサーバーを配置します。

ドメインコントローラーは、可用性を上げるために2台以上用意する必要がありますが、異なる拠点に配置しないと障害対策になりません。そこで、1台を社内に置いて高速な認証を行い、1台をクラウド上に配置して障害対策とします。こうすれば、最小限のコストで高い可用性が得られます。

なお、操作ミスに対する対策としてはWindows server 2008 R2から利用可能な「ごみ箱」機能が利用できます。

さらに、ファイルサーバーもクラウド上に配置することで、ハードウェア障害のことを考えなくてもよくなるでしょう。ただし、操作ミスに備えて定期的なバックアップは不可欠です。Windows Server 2012以降は、データのバックアップ先としてMicrosoft Azureが利用できます。

Microsoft Azureは、データのダウンロード(クラウドからの取り出し)に対してデータ転送費用がかかります。この費用を最小化するために便利なのが「Branch Chache(ブランチキャッシュ)」です。

また、2台のファイルサーバーでデータを相互に自動複製する「DFS(分散ファイルシステム)」を利用した方が便利なこともあるかもしれません。

Microsoft Azureによるサイト間ネットワークの構築」では、これら一連のサーバー構成について学び、実際にクラウド上にシステムを拡張します(図参照)。

演習は、オンプレミス部分のみ作り込んであり、Azure部分はすべて実際に作っていただきます。見ての通り、かなり複雑な環境ですが、実用的な構成ではないでしょうか。


Azureネットワークの拡張
▲「Microsoft Azureによるサイト間ネットワークの構築」の演習環境


「クラウドコンピューティング」という言葉が登場して、10年近くが経ちました。現在は、クラウドを使うか使わないかではなく、どのように取り入れるかが課題となっています。「Microsoft AzureによるITインフラの拡張」と「Microsoft Azureによるサイト間ネットワークの構築」の両コースが、みなさまのお役に立てれば幸いです。


Microsoft AzureによるITインフラの拡張」の主な学習内容

  • 仮想マシンンの新規作成
  • 仮想マシンテンプレートの作成
  • 負荷分散された仮想マシンの作成
  • 仮想ネットワークの作成
  • ポイント対サイト間接続

Microsoft Azureによるサイト間ネットワークの構築」の主な学習内容

  • 仮想ネットワークの作成
  • サイト間接続
  • ドメインコントローラーの追加とサイト構成
  • 記憶域プールの構成
  • BranchCacheの構成
  • DFSの構成

[Azureクラウド][2015年3月25日配信]

Win Win Windowsコラム
クラウドでなくなる仕事と増える仕事
執筆:横山哲也

年末も近づいてきました。この時期、気になるのは年賀状でしょう。私の実家は、個人経営の印刷屋だったため、年末は年賀状の印刷で手一杯でした。

メールや各種のSNSなどで、いつでも手軽に連絡が取れるようになり、年賀状の役割は終わったと思う人もいますし、年賀状を書かないと年が終わらないと思う人もいます。年賀状は、図案を選び、場合によっては自筆の絵や写真を使うので、電子メール全盛の今でも注文する人が多いようです。


一方、同じ印刷物でも、全くなくなった需要もあります。それが年度末の挨拶状です。

昔は、人事異動があると、取引業者やお得意様に葉書や手紙を出す習慣がありました。ほぼ定型文ですし、凝ったレイアウトもないので、結構楽な仕事だったようです。

今では、異動の挨拶は完全に電子メールに移行しており、わざわざ葉書を出す人はいません。いわゆる「セルフサービス化」です。


IT業界ではクラウドサービスが登場し、簡単なシステムなら自前で構築できるようになりました。負荷に応じて台数を自動調整する負荷分散可能なWebサイトを構築するには、ざっと数百万円の費用がかかっていたものです。それが、クラウドサービスと使うことで、誰でも数分でできてしまいます。単に作るだけなら10万円でも高すぎるくらいです。

以前、Schoo (スクー) というオンライン授業の場を借りて3回連続講座を実施したことがあります。録画もあるので、良かったらご覧ください。

Microsoft Azure IaaS講座: 5分で作れるサーバーシステム


実際、本当に簡単にできてしまうわけで「ITエンジニアは失業する」ということまで言われています。

しかし、人事異動の案内はなくなっても、年賀状が完全にはなくなっていないように、ITエンジニアが不要になることはありません。

確かに簡単な仕事はなくなるでしょうが、顧客の要望を整理し、目的に合った最適なシステムを提案し、実装するエンジニアはますます重要になります。


グローバルナレッジでは「クラウドコンピューティング概要」というコースで、クラウドコンピューティングの概要と、ビジネスに与えるインパクトについて紹介しています。

また、「Microsoft AzureによるITインフラの拡張」では、実際にMicrosoft Azureを使いながら、負荷分散されたWindows Serverを構築し、社内ネットワークとの接続手順を学習します。


Microsoft Azureの良いところは、PaaS機能(Platform as a Services: アプリケーション実行環境を提供)と、IaaS機能(Infrastructure as a Service: サーバーOSを提供)に加えて、Office 365というアプリケーションサービス(SaaS: Sotware as a Services)を持っていることです。Office 365は社内のActive Directoryに登録されたユーザーと連携する機能があり、比較的簡単にシングルサインオン環境を実現できます(これについては「AD FS を使った Office 365 シングル サインオンの実現」で学習します)。


クラウドサービスとしては、Amazon Web  Services (AWS) が有名ですが、AWSはすぐに使えるアプリケーションサービスを提供されていません(その代わり、プログラマーにとって便利な機能がたくさん提供されています)。

また、Googleはアプリケーション構造が特殊だったり、仮想マシンのサポートが弱かったりします(今後、急速に立ち上がるでしょうが)。


Microsoft Azureは、IaaSとしてはAWSに匹敵し、PaaSとしては使い慣れた.NET環境を提供するほか、SaaSとしてOffice 365との連携を重視しており、クラウドの全領域をカバーしています。

Publicクラウドの比較
▲「クラウドコンピューティング概要」より抜粋
※AWSはIaaSから発展、GoogleとMicrosoft AzureはPaaSからIaaSへと拡大中。


グローバルナレッジでは、AWSだけでなく、Microsoft Azureの教育にますます力を入れていく予定です。簡単なシステムはセルフサービスで利用者に任せ、ITのプロフェッショナルはさらに高度なサービスを提供することで、ビジネス環境をより良いものにしていけるでしょう。


【おまけ】

今年の9月に「The Tokyo Art Book Fair」というイベントに行ってきました。

そこで、なつかしい手動式活版印刷機を見つけました。実家にあったのとほぼ同じ機種です。年賀状や封筒、名刺などは、この機械で1枚ずつ刷っていました。

活字1 活字2


[クラウド][2014年12月 8日配信]

Win Win Windowsコラム
第39回「Windows Azure」から「Microsoft Azure」に変わる意味
執筆:横山哲也

 日本マイクロソフトのプレスリリースは、「News Center」で紹介されます。
そこにこんな記事がありました。

 Windows AzureからMicrosoft Azureへ

ところがリンク先を見ると、ブログなんですね。

 プレスリリースは企業の正式発表ですが、一般にブログは個人メディアという位置付けです。

 そのブログで正式発表っていうのが、いかにもクラウドという感じです。


 内容は「2014年4月3日より、「Windows Azure」の名称を「Microsoft Azure」に変更」というものです。


 Windows Azureの最初のサービスはMicrosoft .NETのPaaS(Platform as a Service)で、Windowsアプリケーションとの高い互換性が特徴でした。そのため「Windows Azure」という名前は分かりやすく、多くのプログラマーに受け入れられました。


 しかし、現在ではIaaS(Infrastructure as a Service)が提供され、各種Linuxも正式にサポートされています。「ギャラリー」として構成済みのWebサイトにはLinuxベースのものも多くあります。

 たとえば、私はクラウドの研修でよくWordPressのサイト作成のデモをします。数分で、しかも喋りながら1台から10台までのスケールアウト機能を備えたCMS(コンテンツマネージメントシステム)が完成するのは、Webサーバー構築経験のある人には特に大きなインパクトを与えるようです。


 ところが、このWordPress、動作OSはLinuxで、データベースはMySQLです。マイクロソフトの技術は使っていません。

 繰り返しますが、現在のWindows Azureは、Windows以外の環境も正式にサポートされます。
以前は「Linux中心のクラウドならAmazon Web Services、Windows中心ならWindows Azure」と言ってきましたが、それはもう過去の話です。


 しかし「Windows Azure」という名前から、「Windows互換機能しかない」と思い込んでいる人も多く、LinuxプログラマーがWindows Azureを採用するのは心理的障壁が高いようです。

 今回の名称変更により、Windows依存のイメージは払拭されるでしょうか。あるいは、「Microsoft = Windows」と思い込んでいる人が多く、実はあまり変わらないのでしょうか

 そういえば、数年前「マイクロソフトからLinuxディストリビューションを出して欲しい」という声をよく聞きました。Hyper-V仮想マシンのLinuxサポートが十分でなかったことと、マイクロソフトのパッケージソフトウェア開発力に期待したのでしょう。

 Visual StudioでJavaをサポートして欲しいという声もあります。WindowsやIEを悪く言う人でも、Visual Studioの悪口はあまり聞きません。

 実はHyper-VのサポートコードはLinuxカーネルに既に含まれており、多くのLinuxがHyper-Vの仮想マシンとして何の問題もなく動作します。ネットワークカードもビデオカードも、何の設定も不要です。

 ちなみにVMwareも同じ状態だそうで、もはや仮想マシンと物理マシンの区別はないようです。ハードウェア構成のバリエーションが少ない分、仮想マシンの方が楽かもしれません。


 グローバルナレッジでは、Hyper-VとVMwareは同じくらい力を入れています。また、クラウドコンピューティングの研修も取りそろえています。ぜひご検討ください。

 詳しくは、グローバルナレッジネットワーク株式会社のWebサイトから、[仮想化 & クラウド]をご覧ください。

[Azureクラウド][2014年3月30日配信]

Win Win Windowsコラム
第35回 クラウド時代のエンジニア育成のポイント ~フルスタックだけがスキルパスではない~
執筆:横山哲也

 サーバーの仮想化が進み、物理マシンはネットワークと同様のITインフラとなりつつあります。

 

 サーバーの物理的な要素はネットワークケーブルの物理配線とセットで考える必要があります。そして、仮想マシンの配置は物理配線とは独立して考えます(同じネットワークスイッチにつながっていても、VLANにより分割されているようなものです)。

 

 そのため、データセンターの管理者は、サーバー技術とネットワーク技術をセットで習得する必要があります。

 

 また、クラウドサービスの普及により、アプリケーションエンジニアがサーバー構成を決めたり、チューニングを行ったりしています。

 

 こうした現実を受け、多くの人が「これからのエンジニアは、ネットワーク、サーバー、ストレージ、アプリケーションのすべての分野をカバーするフルスタックエンジニアを目指せ」と言っています。

 

 しかし、人間の能力には限りがあります。あらゆる分野のエキスパートになることは不可能でしょう。また、専門特化したいと考える人も多いはずです。

 

 フルスタックエンジニアを含め、これからのITエンジニアは以下のいずれかの選択を迫られていると言えるでしょう。

 

●フルスタックエンジニア

 仮想マシンの時代では、技術の全領域にわたって高度な知識とスキルを持つエンジニアが必要です。こうしたエンジニアを「フルスタックエンジニア」 と呼びます。

full

 現在最も注目されているフルスタックエンジニアですが、現実問題としてフルスタックを目指すと、個々の分野に対する知識はどうしても浅くなります。

full-real

●マルチスキルエンジニア

 あらゆる領域に長けた「フルスタック」は困難ですが、それでも最低2つの専門領域を持つことを心がけてください。たとえば、クラウドや仮想化ではサーバーとネットワークを一体で管理するため、両方の知識が必要です。このように複数の専門領域を持つエンジニアを、ここでは「マルチスキルエンジニア」と呼びます。

 医学部には専門がなく、内科も外科も区別なく、あらゆる領域を学びます。その上で、開業するときに1つまたは少数の分野を選択するでしょう。

 ITエンジニアも基礎的な内容は全領域をマスターした上で、専門分野を作ることが望ましいと考えられます。

multi

●専門特化型エンジニア

 フルスタックエンジニアやマルチスキルエンジニアは、どうしても1つの領域の知識が浅くなりがちです。複雑な設計や、高度なトラブルシューティングを行うためには、専門特化型のエンジニアも不可欠です。

 専門特化型エンジニアは「この分野では誰にも負けない」という領域を持っています。少数でも、専門特化型エンジニアは高度化するIT環境に不可欠な存在です。

 ただし、昔の「専門特化型エンジニア」と違い、最低限の知識はクリアした上で、2番目や3番目に得意な分野を作るべきです。

 医者の中には、一般的な分類以上に特化した専門分野を持つ人がいますが、あらゆる分野の基礎を学んでいます。

multi
 

●グローバルナレッジネットワークでは

 グローバルナレッジネットワークでは、専門特化型エンジニアのために各種ベンダーの公式教育カリキュラムを提供している他、マルチスキルエンジニアやフルスタックエンジニアのために、複数分野にまたがった教育コースを提供しています。

[クラウド][2014年2月16日配信]

Win Win Windowsコラム
第34回 圧倒的に安ければサービスレベルが落ちても良い?
執筆:横山哲也

クラウドには、自社でサーバーを保持する「プライベートクラウド」と、契約すれば誰でもインターネット経由で使える「パブリッククラウド」があります。

その他、特定多数で利用する「コミュニティクラウド」や、複数の種類のクラウドを組み合わせた「ハイブリッドクラウド」もありますが、ここでは取り上げません。

 

パブリッククラウドにはセキュリティ上のリスクも存在しますが、極めて安価に構築できるのが利点です。条件次第ではかえって高くつくこともありますが、それは相当大規模な環境か、同じIT環境を数年以上使い続ける場合に限られます。

 

2013年頃から、大手企業がパブリッククラウドを採用する例が増えました。ITベンダーからの提案ではなく、利用者からの要求に応えるケースも多いようです。ここで面白いのは、ユーザーの要望のトップが「価格」であり、「セキュリティ」や「安定性」に対する要求を上回る点です。

 

従来のITベンダーは「データの完全性」「24時間連続稼働」「高いサービスレベル」を売り物にしてきました。これらはクラウドでももちろん重要ですが、「圧倒的に安いのであればサービスレベルが落ちても良い」と考えるユーザーも増えています(以前、「安くてよく落ちるシステムが許容されるか?」と問いかけたら「洗剤だったらいいですね」と言われました)。

 

実際にはクラウド上のシステムの稼働率は、「よく管理された社内システム」には劣りますが、「専任の管理者が確保できていない社内システム」よりも高いと言われています。さらに、データからセキュリティ的に大事に部分を抜き取ったり、システム停止が許容できる部分を分離したりすることで、クラウド利用によるリスクを軽減できます。

 

一般に、新しい技術は「これは従来のシステムとは無関係だ」という「無視」の時期から、「欠点が多いので使うべきではない」という「拒否」の段階へ進み、その後にやっと受け入れられます。

 

クラウドの場合も、当初は「一部のユーザーが使う特殊な事例」と無視されていたのが、「ビジネスで使うには問題が多い」という否定的な意見が増えました。そして現在は、その次のステップに進み本格的な利用が急増しています。クラウドには向かないとされていたERPシステムもクラウド上で稼動させる事例もあります。

 

クラウドを正しく理解し、適切な使い方を学ぶため、グローバルナレッジでは「クラウドコンピューティング概要 ~クラウドコンピューティングサービスの定義と利用~」という講習会を用意しています。

 

1日で、クラウドの概念や用語を学習できるほか、最後の章では今後のビジネスや人材育成のヒントになるような内容も含んでいます。この章を評価いただいて、全社研修に採用していただいた例もあります。機会があればぜひご受講ください。


さて、クラウドと言えばインターネットで広く公開されている「パブリッククラウド」を思い浮かべる方が多いと思いますが、社内で専有する「プライベートクラウド」も重要です。


特にセキュリティを重視する場合は、プライベートクラウドが最適です。
プライベートクラウド構築製品で先行しているのは、何と言ってもマイクロソフトでしょう (マイクロソフトはパブリッククラウドとして Windows Azure を提供しており、こちらもトップグループにいます)。


グローバルナレッジでは、Windows Serverを使ったプライベートクラウドについて、以下の2コースを提供しています。

[クラウド][2014年1月28日配信]

Win Win Windowsコラム
第26回: サーバー管理者とネットワーク管理者
執筆:横山哲也

サーバー管理者とネットワーク管理者は仲が悪いという説があります。建築士の友人によると、大工と左官も仲が悪いそうです。実際には仲が悪いわけではなく、両方の立場から議論をしているのでしょう。「仲が悪い」と言った方が面白いので、誰かが大げさに表現したのかもしれません。


「仲が悪い」は冗談にしても、多くの企業でサーバーとネットワークの担当者が分かれていて、あまり交流がないという話はときどき聞きます。同じ「システム基盤(インフラストラクチャ)」とひとくくりにされるのに、実体は2つの組織になっているんだそうです。


Windows 2000 ServerとともにActive Directoryが導入された当時(2000年頃)、お客様から真顔でこんな相談を受けました。


「Active Directoryを導入するにはWindowsのDNSが必須なんですよね?」
「必須じゃありません。BINDでの運用もマイクロソフトは正式にサポートしています。ただ、WindowsのDNSの方が便利ですし、セキュリティ面でも安心ですね」
「実はネットワーク管理者がActive Directoryの導入に反対するんです」
「なぜですか?」
「社内でWindows版のDNSを稼動させたくないそうです」
「何か理由があるのですか? マイクロソフトが嫌いだとか」
「ええ、そうなんです」


冗談で言ったのに、同意されてこっちがびっくりしました。


確かにWindows NT 4.0発売当時のDNSはいくつかの問題を抱えていたことは事実です。でも、それからサービスパックが6回出て、さらにWindowsのバージョンも上がり、マイクロソフトのDNSもかなり安定して動いていました。それでも、一度ついたレッテルは消えないのですね。


他のお客様にも話を伺いました。さすがに「嫌いだから」というのはあまりありませんでしたが、「サーバー管理者とネットワーク管理者が分かれている」「ネットワーク管理者はUNIXやLinuxが好き」ということは分かりました。TCP/IPの研究が主にUNIX上で行なわれたことも関係するのかもしれません。


「マイクロソフトが嫌い」というネットワーク管理者に、どう対応すれば良いか。私の答えはこうです。


まず、ネットワークの勉強をしてください。そしてネットワーク管理者の仕事を理解してください。

その上で、Windowsの何が問題視されているのかを調べてください。相手もエンジニアですから、論理的に話せば理解できるはずです。


それから10年以上たち、IT業界に大きな変化が起きています。それが「クラウド」と「仮想化」です。


Amazon EC2に代表されるIaaS(Infrastructure as a Service)は、サーバーインフラとネットワークインフラを統合してしまいました。マイクロソフトのWindows Azureではアプリケーション開発者が、サーバーインフラを設計し、ネットワークの設定を行ないます。他のクラウドサービスも似たようなものです。


VMwareやHyper-Vに代表されるサーバー仮想化システムには、「仮想スイッチ」と呼ばれるL2スイッチ機能が内蔵され、タグVLANを構成できます。仮想サーバーの構築はサーバー管理者の仕事ですが、仮想スイッチの管理がついてくるためネットワーク管理の一部を担当せざるを得ない状況です。また、Cisco Nexus 1000Vのように、VMwareとHyper-Vの仮想スイッチを管理できるシステムも登場しています。サーバーとネットワークの統合はもう始まっているのです。これから、サーバー管理者とネットワーク管理者の仕事はどんどん重なってくることでしょう。


グローバルナレッジでは、サーバー管理とネットワーク管理の両方の体験できる「サーバー・システム オーバービュー」という教育コースを提供しています。


このコースでは、DHCPやDNSといったネットワークシステム、Windowsネットワーク、ファイル共有、証明書、VPNとRADIUS、メールサーバー、Webサーバー、プロキシサーバー、データベースサーバー、PHPによるWebアプリケーション、仮想化、フェールオーバークラスターと負荷分散、SNMPやsyslogによるサーバー監視まで、幅広く扱います。OSはWindowsとLinux(演習ではCentOSを使います)の両方を扱います。DNSは社内でよく使われるWindows版DNSと、社外向けによく使われるBINDの両方の演習を行ない、WebアプリケーションはApache + MySQL + PHP、いわゆるLAMP (Linux+Apache+MySQL+PHP)システムの構築を体験します。これだけ幅広いシステムを扱う講習会は、他社でもあまりないでしょう。ITシステムの全体を広く知りたい方におすすめします。


コース期間は3日間ですので、残念ながら、どの項目もあまり深いところまで踏み込んだ解説はできていません。演習も、手順通りにこなすものが多いのですが、サーバーとネットワーク管理の全体像をつかむには十分でしょう。むしろ、あまり深いところまで踏み込むと、全体が分かりにくくなってしまいます。


「サーバー・システム オーバービュー」は、おかげさまで非常に高い評価をいただいており、月に1回程度開催しています。サーバーとネットワークの全体像を体験したい方は、ぜひ受講をご検討ください。

[クラウド仮想化運用管理][2012年10月 5日配信]

Win Win Windowsコラム
第14回: 従量制と定額制
執筆:横山 哲也

IT業界のヒーローは、「仮想化」から「クラウド」に交代しました。もっとも、クラウドサービスの多くは内部で仮想化機能を使っていますから、交代というより進化というところでしょうか。アニメ「美少女戦士セーラームーン」から「セーラームーンR」や「セーラームーンS」へ続く過程と似たようなものです。おっと、たとえが難しくてすみません。これらのシリーズは、主要キャラクタは変わらず、サブキャラクタが増えていったのです。つまり、仮想化が... いや、そんな話はいいですね。

クラウドの台頭は、IT業界に大きなパラダイムシフト(考え方の大転換)を生みました。それは「所有から利用」の流れです。「最初にサーバー機器を購入し、数年間かけて償却する」というのではなく、「必要なサーバー機能をクラウド業者と契約し、使った分だけ料金を支払う」というのがクラウドの基本的な考え方です。

「使った分だけ払う」ことで、ITの初期投資を極限まで減らせます。予想以上のリソース(CPUパワーやディスク容量など)が必要になったら、即座に拡張できるのもクラウドの特徴です。これにより「調達したサーバーの能力が低すぎてサービスが提供できない」、あるいは逆に「調達したサーバーの能力が高すぎて無駄な投資になった」というリスクを最小限に留めることができます。

ただし、困ったこともあります。それは予算が立てにくいということです。クラウドを提供するベンダーは「電気代は元々従量制だから、それと同じと考えればいい」と言いますが、電気代はある程度予想ができます。特定の日だけ100倍の電力を消費するなんてことはまずないでしょう。しかし、サーバーへのアクセスは全く予想できないこともあります。完全な変動費はちょっと(ちょっとだけですが)使いにくい面があるのは確かです。

浜崎あゆみが、Twitterで化粧品を紹介したところ、販売会社のWebサイトが落ちてしまったそうです。クラウドサービスは、アクセスが急増したときに自動的に処理能力を増やす仕組みを持つ場合があります。こうしたサービスを使っていればWebサイトが落ちることはなかったかもしれません。しかし、使った分はしっかり課金されますから、予想外の出費が発生してしまうかもしれません。

実際には、自動増強の機能を使わないという選択肢もあるでしょう。また、一定以上課金させない(性能に上限を設定する)ことも可能な場合がほとんどです。いずれも従量制の欠点を補う仕組みです。

過去の例を見ると、ITのインフラは定額制になってから普及しています。米国でインターネットが比較的早い時期に普及したのは電話の市内通話に定額オプションがあったからだと言われています。日本でインターネットが一般化したのは、23時から8時までに限定した定額電話料金制度「テレホーダイ」が始まってからです。ADSLや光ファイバは定額制しかありません。携帯電話でインターネットを利用している人は、ほぼ全員がパケット定額制(あるいは何らかの上限付料金)を契約していることでしょう。全く個人的な意見ではありますが、クラウドだけが完全従量制を維持できるとは思えないのです。

さて、私たちグローバルナレッジネットワークの提供する教育サービスは「1回いくら」で価格が設定されています。1回の価格は、コースの難易度や集客力、製品展開戦略などを考慮して決定されますが、基本的には「1日いくら」がベースになっています。1日間コースよりも安い5日間コースは原則としてあり得ません。

しかし、それでは教育予算が立てにくいという意見も頂いています。大手企業の場合は、技術者育成の年間計画から関わらせて頂くことも可能ですので、是非ご相談ください。ただし、変化の激しいIT業界で1年間の教育スケジュールを決めることは難しいかもしれません。特に教育予算の絶対額が限られる中堅企業では、予定外の教育コストは避けたいものでしょう。

グローバルナレッジでは、従業員数300名以下の企業に対して、定額制の教育コース提供プログラム「GKラーニング・クラブ」を開始しました。

GKラーニングクラブは、午前または午後の2時間から3時間で完結するセミナーを月額固定料金で提供します。また、受講者数や受講回数に制限はありません(同じクラスへの同時受講については制限があります)。

必要な知識をピンポイントで習得できる上、予算化が容易な「GKラーニング・クラブ」をぜひご検討ください。今なら無償モニター受講制度も利用できますので、内容を実際に確認していただくこともできます。


追記

GKラーニングクラブは、サービス提供開始を当分の間見合わせております。


 

横山 哲也

グローバル ナレッジネットワーク株式会社で、ITプロフェッショナル向け教育コースの企画・開発・実施を担当。Windows 2000のMCSEとしては世界で最初の2000人に入った(当時のインタビュー記事)。2003年にはWindows Server 2003のMCSA、2004年にMCSE、2008年8月にはWindows Server 2008のMCITP(Server AdministratorおよびEnterprise Administrator)を取得するなど、常に最新の資格を維持している。


Windows 関連コースのBlogも執筆中。 「千年Windows

 


[クラウド][2011年3月 8日配信]

※Microsoft、Windowsは、米国Microsoft社の登録商標です。
※Oracleは、米国オラクル・コーポレーションおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
※PMI、PMP、PMBOKは、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute, Inc.)の登録商標です。
※ITIL®はAXELOS Limited の登録商標です。
※American Management Association は、米国アメリカン マネジメント アソシエーションの登録商標です。
※BOOT CAMP、NEW TRAIN、Glovalueはグローバルナレッジネットワーク株式会社の登録商標です。
※その他このサイトに掲載された社名、製品名は、各社の商標、または登録商標です。

© Global Knowledge Network Japan, Ltd. 2008-2016, All Rights Reserved.
  • Get ADOBE READER