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Win Win Windowsコラム
第31回 マイクロソフト認定ソリューション マスター (MCSM) 資格終了
執筆:福田真紀子

マイクロソフトの資格体系の最上位資格であるマイクロソフト認定ソリューション マスター (MCSM)が2013年12月31日で終了することが正式に発表されています。
※厳密に言えば、Microsoft Certified Master (MCM)、Microsoft Certified Solutions Master (MCSM)、Microsoft Certified Architect (MCA) が同時に終了します。

マイクロソフト認定ソリューション マスター
Microsoft Certified Solutions Master (MCSM)

元々この資格は米国でのみ受験可能で、かつ、要件が非常に厳しかったため、日本人で取得した人はほとんどいなかったのではないかと思います。Microsoft MVPの横山によると「マイクロソフト社員でも数人、社員以外だと1人しか知らない」ということでした。世界全体で見ても取得者が極端に少なく、運営コストが見合わなかったようです。何しろ、最終試験は口頭試問ですから、試験の実施も大変です。

しかし、Cisco社のCCIE、Oracle社のORACLE MASTER Platinumなど、他のベンダーでは、難関なラボ試験があり、取得していることがステータスになるような資格もあります。以前、米国マイクロソフトの研修を受けたとき、受講者の自己紹介で「私はCCIEでもあって」というとどよめきが起きました。世界的に認知されているようです。

個人的にはMicrosoft技術者にも最上位スキルを証明する資格があると良いのにと思います。Microsoftの製品や技術は非常に多様化しているため、今後は複数のMCSEやMCSDを取得していることが技術力の証明になるのかもしれません。また、今後また新しい資格が出てくることも予想されますので、期待しましょう。


ところで、MCPの受験料金が改定されるのはご存知でしょうか。
MCP受験料金は、2014年1月1日から現行の17,000円(税抜)から19,000円(税抜)に変わります。


MCP 受験料金の改定に関するご案内


上記サイトの「▼試験予約時に、受験料金の支払いが発生しない受験バウチャーをご利用の場合:」に書いてあるように、MCP受験バウチャーを事前に購入しておけば、2014年1月1日以降に受験予約をする際も差額が課金されることはありません。2014年に資格取得の予定がある方は事前に購入しておくことをお勧めします。今なら「MCP セカンドショット キャンペーン」で、セカンドショット付きのバウチャーが1枚から割引価格で購入できます。こちらも在庫に限りがありますのでお急ぎください。


さらに、今年は、年末年始の3日間(2013/1224、12/26、2014/1/7)だけ臨時テストセンターを開設することにしました。


MCPホルダーの方はよくご存じだと思いますが、例年、年末年始はテストセンターが混み合います。私も「今年中に資格を取らなくちゃ!」と思ってあわてて予約をしようとしたら都内の会場がいっぱいで、かなり遠くまで受けに行ったことがあります。

MCP試験は時間が長いものが多く、一般のテストセンターで3枠、4枠連続して取るのが難しいと思います。

グローバルナレッジの会場で受験すれば、明るい教室でのびのびと受験していただくことができます。また、自習用教室もご用意しておりますので、朝から集中して勉強し、試験に臨むことができます。

ぜひご利用ください。

[資格取得][2013年12月 4日配信]

Win Win Windowsコラム
第30回 管理コンセプトをアップグレード
執筆:片岡 クローリー 正枝

温故知新と言いますが、温めても何も出てこないこともあるのだと思った出来事がありました。企業ネットワークの管理コンセプトにはトレンドというか、新しくて注目されているものと、古びてしまって使われなくなってしまうものがあるようです。


先日、グローバルナレッジのトレーナー3人で「グループポリシー逆引きリファレンス厳選92 Windows Server 2003~2012&Windows XP~8対応」という本を執筆しました。


Active Directoryのグループポリシー機能を、使われるシーンが多いものをピックアップして解説したものです。個々のポリシーの解説だけではなく、グループポリシーの概念や設計方法についても詳しく解説しているので、Tipsとして手軽に使うこともできますし、高度で複雑な実装をする際にも使える、お得な書籍です(こういうのを「我田引水」と言います)。


この本は、もともとWindows Server 2003が全盛だったころに書き溜めていた原稿を、Windows Server 2012用に書き直したものです。項目によっては画面ショットの修正だけで済みましたが、今では使えなくなってしまっていて、見直しや削除が必要なものもありました。例えばIPセキュリティ(IPSec)ポリシーを使ったパケットフィルタと暗号化機能(注:[セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール]に統合)や、Windows Server 2003の時に提供されていたSupport Tools(注:Windows Vista以降ではOSに統合され、提供されなくなっています)についてのコラム、ソフトウェアインストールや無線LANプロファイルの設定などです。


その一方で、全く新しく追加した項目もありました。


グループポリシーの項目の追加方法(管理用テンプレートとして扱えます)や、ダイナミックアクセス制御、ストアアプリの制御などです。


ダイナミックアクセス制御(DAC)は、ファイルやフォルダーのアクセス制御や監査、アプリケーションレベルでの暗号化(RMS)などをユーザーやデバイス、ファイルやフォルダーのプロパティ情報を読み取って動的に管理ができるようにします。


DACは、従来のファイルやフォルダーのセキュリティ制御の方法とは全く違うアプローチで管理を可能にします。ファイルやフォルダーの管理だけではなく、Active Directoryドメインのグループ管理のコンセプトも変えるものです。


グローバルナレッジでは、Windows Server 2012のトレーニングラインナップを用意しています。

Windows Server 2012 システム管理者向けコースフロー

特に「Windows Server 2012 ソリューション アップデート ~MCP 70-417対応~」コースでは、2013年12月末まで、「MCSA: Windows Server 2012 チャレンジキャンペーン」開催中です。期間中にご受講いただいた方全員にMCP電子バウチャープレゼント。ぜひこの機会にご受講ください。


新しいWindows Serverプラットフォームを使って、古びた管理コンセプトをアップグレードしませんか。

[Windows Server 2012][2013年8月 2日配信]

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第29回 Windows Server 2012 R2とWindows 8.1
執筆:横山哲也

新しい技術、特に操作性に関する変化はなかなか受け入れられませんが、いったん普及すると、以前のことはすっかり忘れてしまうくらい慣れ親しんだものになります。


コンピューターの操作も同じで、古い操作はなかなか変えられないものです。物が現在の状態を維持すること(動いているものは動き続け、止まっているものは止まり続ける性質)を「慣性」と呼ぶのは、「慣れているものは変えにくい」という意味かもしれません。


●[スタート]メニューの歴史

[スタート]メニューはWindows 95が登場したときに初めて搭載されましたが、意外なことに「邪魔」「無駄」とずいぶんと非難されたものです。1995年頃は1024×768ドットでも高解像度とされ、多くのアプリケーションは640×480ドットが最低解像度、800×600ドットが標準だったくらいなので、常に画面を専有するスタートボタンを邪魔に感じた人も多かったようです。


Windows 8ではWindows 95以来の[スタート]メニューがなくなり、[スタート]画面になりました。Windows 8は2つの側面を持ちます。従来のアプリケーション(デスクトップアプリ)と、ストアアプリです。ストアアプリは全く新しい操作環境を提供し、タブレットやスマートフォンとPCを統合する操作体系です。タッチ操作を中心とするタブレットやスマートフォンには、精密な操作が必要なメニューは扱いにくいということなのでしょう。


余談ですが、ストアアプリの操作性は「Metro Style」という名称で知られていましたが、商標の問題が発覚し名前を変えることになりました。ところがいまだに一般的な名称がありません。「モダンUI」や「ストアアプリ」という名称はありますが、「モダンUI」は一般的な名称であり、「ストアアプリ」はアプリケーションの配布形式に由来するもので、どちらもしっくりきません。個人的には「かつてMetroと呼ばれたスタイル」という呼び名が気に入っているのですが、もちろんこれは冗談です。


といっても若い人には何の意味か分からないかもしれません。これは、イギリスのミュージシャン「プリンス」が、一時期自分の名前をシンボルマークにして読み方を決めなかったため「The Artist Formerly Known As Prince (かつてプリンスと呼ばれたアーティスト)」と称していたことに由来します。


Microsoft Office 2007が操作体系を一変させ、多くの人が戸惑いましたが、Office 2010で微調整を行うことで受け入れられたように、Windows 8にも微調整が必要だと考えたのか、思ったよりも早く次期バージョンが登場しそうです。「Windows 8.1」と正式名称も決まり、年内にも登場するということです。


●[スタート]メニューの復活

Windows 8.1では「[スタート]ボタンが復活」と噂されていいたため、[スタート]メニューが復活すると思っていた人も多かったようですが、実際に復活するのはボタンだけで、メニューの構成は変わっていないようです。失望した人も多いようですが、マイクロソフトは新しい操作体系にそれだけ自信を持っているのでしょう。


その他にもいくつかの変更が予定されているようですが、あまり劇的に変化するものはなさそうですので、IT担当者は一安心というところかもしれません。


ただ、新バージョンには違いないので注意しないといけないことがあります。多くの企業ではWindows XPからWindows 7への移行を検討しているところです。しかし、マイクロソフト製品の多くは現行バージョンと1つ前のバージョンしかサポートしません。たとえば、Office 2013はWindows 8とWindows 7のみをサポートし、Windows Vistaはサポートしません。そのため、Windows 8.1登場後は、Windows 8.1とWindows 8のみをサポートし、今後登場する新製品ではWindows 7がサポートされなくなる可能性があります。


実際のサポートルールには例外が設定されることも多いので、現実にどうなるかは分かりませんし、現在使っているアプリケーションが使えなくなるわけではありませんが、覚悟はしておいた方が良さそうです。


OSそのもののサポートは10年以上ありますが、アプリケーションがサポートするOSの期間は特に決められていないことに注意してください。


●Windows Server 2012 R2

クライアントOSであるWindows 8.1に対応するサーバーOSが「Windows Server 2012 R2」です。こちらもマイナーチェンジに留まりそうですが、ネットワークの接続性など、柔軟なワークスタイルをサポートする機能がさらに強化されるようです。


日本の労働法は、在宅勤務を含め、勤務地を固定しないワークスタイルを想定していないため、実際に導入するのは難しそうですが、うまく使えば子育て中の父母や介護に直面した方の力になるはずです。


●新OS対応準備は?

Windows 8.1の中身は、Windows 8と大きく変わらないと思われるので、Windows 8の技術を習得しておけばWindows 8.1にも簡単に対応できるはずです。また、Windows Server 2012 R2についても同様にWindows Server 2012の技術を習得することで十分対応できるはずです。


グローバルナレッジネットワークでは、Windows 8とWindows Server 2012について以下の教育コースを提供しています。企業の競争力を高め、個人の生産性を上げるために是非これらの教育コースをご活用ください。

また以下のコースはWindows 7を対象としていますが、Windows 8の展開にも応用できます。

[Windows 8][2013年6月10日配信]

Win Win Windowsコラム
第28回 System Center 2012 教育コース開始のお知らせ
執筆:河野憲義

 気がつけば、1月も終盤に入り、来年度に向けた活動を進めている企業も多いことでしょう。自社のデータセンターの構成を見直し、サーバーOSのアップグレードや、プライベートクラウド化を検討しているかもしれません。


 2012年はWindows 8やWindows Server 2012に代表されるように、マイクロソフトの新製品ラッシュに沸いた一年でした。


 新製品が出てくると、それに伴い資格が一新されます。資格の維持は大変ですが、新しい資格を早く取得することで、それだけ多くのビジネスチャンスがつかめると考えましょう(と、自分に言い聞かせています)。


 前回の「第27回 これから必要とされるスキルとは」で、MCPの資格体系が更新されたことをお伝えしました。既に、昨年末からWindows Server 2012やWindows 8関連の日本語の試験も開始されています。


 新資格体系で、多くの人が目指しているのがMCSE: Private Cloudの資格ではないでしょうか。「MCSE: Private Cloud」は、名前の通りクラウドに関する資格です。通常、プライベートクラウドはある程度の規模がないと意味がないとされていますが、System Center製品を使ったプライベートクラウドは、ある程度小さな規模でも、自動化や監視面で効果があります。


 プライベートクラウド対応試験は、Windows Server 2012の試験が開始されるよりも早く開始されていました。Microsoftのクラウドに対する力の入れようが伝わってくる気がします。


 MCSE: Private Cloudの資格を得るには、次の2つの試験に合格する必要があります。
 ・70-246 System Center 2012 によるプライベート クラウドの監視と操作
 ・70-247 System Center 2012 によるプライベート クラウドの構成と展開


 タイトルから想像できるように、いずれもSystem Centerに関する技量が問われる内容となっています。


  一口にSystem Centerと言っても、馴染みのあるVirtual Machine ManagerやOperations Manager以外にも、新参者であるService ManagerやOrchestrator(オーケストラレイター)などについても問われるので、非常に出題範囲が広い試験となっています。


 System Center 2012は、以下の製品を含みます。、
 ・Virtual Machine Manager...仮想マシンの管理
 ・Configuration Manager...インベントリ収集、アプリケーションインストール、更新管理など
 ・Operations Manager...動作状態の監視とルールセットによる自動構成
 ・Data Protection Manager ...バックアップ
 ・Orchestrator...複数サーバーの連係を含めた操作の自動化
 ・Service Manager...インシデント管理や問題管理など、ITILに基づいた運用管理支援システム
 ・App Controller...プライベートクラウドとパブリッククラウド(Windows Azure)の統合管理
 ・Endpoint Protection...マルウェア対策


 従来は単品での販売でしたが、それらがSystem Center 2012の名の元に1つの製品として集約される形になりました。


 これらの中でも面白いのは、OrchestratorとService Managerではないかと思います。この2つを利用すると、Orchestratorで日々の作業(エラー時の対応なども含む)を自動化し、それを Service Managerと連携させることで、出来事に対して(突発事態などにも)自動対応することが可能になります。


 さて、ここだけの情報を1つ。
「MCSE: Private Cloud」の資格取得を目指しているなら、1月31日までに受験することをおすすめします。


 その理由は2つあります。


 1. 2013年1月末まで、70-247は「70-659:Windows Server 2008 R2 サーバーの仮想化」で代替可能
 2. しばらくの間は、Windows Server 2012ではなく、Windows Server 2008 R2ベースで出題


 実はSystem Center 2012はWindows Server 2008用で、Windows Server 2012に対応するのはSystem Center 2012 SP1以降です。


 近いうちに、試験内容もSystem Center 2012 SP1に対応し、サーバーOSもWindows Server 2012ベースになることが想像できます。今なら、慣れたWindows Server 2008 R2ベースで出題されていますので、合格のハードルも低くなるのではと思います。一方、70-659に関しては様々なノウハウもたまっていますので、この 機会に受験しておくと良いでしょう。


 なお、グローバルナレッジでは、MCSE: Private Cloudの資格を取得し、業務に役立ててもらえるよう次のコースを提供します。
<MCP 70-247対応>
 ■ System Center 2012 によるプライベート クラウドの構成と展開 (#23247)
  (5日間)
<MCP 70-246対応>
 ■ System Center 2012 によるプライベート クラウドの監視と運用 (#23246)
  (5日間)


 こちらもぜひご受講ください。


 MCSE: Private Cloudも、しばらくするとWindows Server 2012に対応するのだから、早めにWindows Server 2012の資格も取得したい、という方、もしWindows Server 2012のMCSA資格をお持ちでしたら、簡単にWindows Server 2012資格へアップグレードする方法があります(Windows Server 2012 MCSE アップグレード キャンペーン)。


 グローバルナレッジでは、Windows Server 2012のアップグレード試験に対応した3日間コース「Windows Server 2012 ソリューション アップデート ~MCP 70-417対応~」も提供していますので、ぜひご利用ください。

[資格取得][2013年1月24日配信]

※Microsoft、Windowsは、米国Microsoft社の登録商標です。
※Oracleは、米国オラクル・コーポレーションおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
※PMI、PMP、PMBOKは、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute, Inc.)の登録商標です。
※ITIL®はAXELOS Limited の登録商標です。
※American Management Association は、米国アメリカン マネジメント アソシエーションの登録商標です。
※BOOT CAMP、NEW TRAIN、Glovalueはトレノケート株式会社の登録商標です。
※その他このサイトに掲載された社名、製品名は、各社の商標、または登録商標です。

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