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つながるネットワークコラム
CCNA R&S一問一答 #19

「virtual」という単語は「仮想の」と訳されることが多いですが、本来は異なる意味があるのをご存知でしょうか。 

virtual server、virtual drive、virtual address、とIT用語では馴染みのある単語ですが、本来は「(実際はそうではないが)事実上の」という意味です。
それが転じて、光学用語で「virtual image」が「虚像=(実際には光線が集まらないが)事実上の像」と訳されるようになりました。そしてさらに、IT用語で「virtual memory」が「仮想記憶」と訳されて、「virtual=仮想の」という訳語が定着していきました。

「仮想の」という日本語訳よりも、本来の意味である「事実上の」という方が適切な場合が多いため、ITの技術を学習する上でも「virtual=事実上の」と覚えておくと理解度が深まるかと思います。 

さて、スイッチにも「virtual technology」であるVLAN(Virtual LAN)という技術があります。 
今回はVLANの特徴について、問題を1問解いてみましょう。 


【問題】 
 次のうち、VLANを構成する際の特徴を選択肢の中から1つ選びなさい。 
(1) 各VLANのネットワークアドレスは同じになる 
(2) VLAN間で通信する場合はルータやL3スイッチが必要である 
(3) VLANを構成するとコリジョンドメインの数を減らすことができる 
(4) 初期状態のスイッチにVLANは設定されていない 




【解答】 
 (2) 


【解説】 
VLANを使用すると、物理的には1つのスイッチに接続したまま、論理的にネットワークを分割することが可能です。 
(1) VLANはネットワークを分割するため、各VLANには異なるネットワークアドレスを割り振ります。
(2)VLANを構成すると異なるネットワークになるため、VLAN間の通信をさせたい場合には、ルーティング機能を持つルータかL3スイッチが必要です。異なるVLANを接続し通信できるようにすることを、VLAN間ルーティングといいます。 
(3) スイッチはポート毎にコリジョンドメインを分割するため、VLANによってコリジョンドメインの数は変化しません。 
(4) 初期状態のスイッチにはVLAN1が存在しています。すべてのポートはデフォルトでVLAN1に所属しています。 

VLANは企業内のネットワークでよく使用されており、業務上も必須の技術です。CCNA試験でも出題されますので、VLANの目的や特徴、設定コマンドなどの確認をしておきましょう。 

VLANについては、以下のコースでも扱っています。
 
ネットワークの基礎的な知識、小中規模の社内ネットワークの導入、設定、運用、トラブルシューティングに必要な技術の基礎について学習します。 

VLANの導入、プライベートVLANの設定、VLAN間ルーティングの他、レイヤ3技術までカバーし、レイヤ3スイッチにおけるルーティングとスイッチングの両方の技術を学習します。

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執筆: 鈴木 新 
グローバル ナレッジ ネットワーク株式会社 ラーニングサービス本部に所属。
ネットワーク系コースのインストラクターとして、幅広くコースを担当している。
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[CCNA R&S 一問一答][2014年9月30日配信]

 


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