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このブログでは、トレノケートがご提供するビジネススキルコースに関連して
研修や日々の業務等を通して得られる様々な「気づき」や人材育成に関連した調査結果等、ご紹介します。

2015年AMA市場調査概要:高業績企業を支えるビジネススキルとは?


2015年、米国AMAで実施された市場調査"Business Skills That Set High-Performing

Organizations Apart(高業績企業を生み出すビジネススキル)"では、高業績企業と

そうでない企業(*1)における能力の違いに焦点を置いた調査を実施しました。

※調査は2015年7月に実施。回答者数、7,647の集計


高業績企業の人材にはあって、業績が思わしくない企業の人材にない能力は何か?

AMAsurvey_Bz Skill that Set Highperformance company apart.jpgこれらの比較結果から、業績を上げるために必要な能力が
見えてくるのではないでしょうか?
今日はその調査の一部をご紹介します。

(*1:高業績企業とは、アンケートで「過去3年間自社の
業績が常に高い」と回答した企業。
低業績企業は「過去3年間で自社の業績が継続して悪いと
回答した企業」を示します。)

 

 

非管理職人材にも「データ分析力」は必須

非管理職人材について高業績企業と低業績企業の人材を比較した時、

高業績企業では、

 - 「分析能力」が10.5%多い

 - 「EQ」は9.6多い

 - 「採用」は9.5%多い

 - 文書によるコミュニケーション能力」は9.2%多い

 - 「チームワーク&コラボレーション能力」は7.8%多い

という結果となりました。

非管理職人材の能力の差.png

ビッグデータの出現により分析能力は必須となりつつあります。

またこれまで非管理職レベルの人材に必要とされていなかった「分析力」や

「クリティカルシンキング能力」も、今ではすべての人材に必要な能力となりつつ

あると調査では考察しています。

また本調査でも、58%の企業リーダーが、「分析能力」が重要であると答え、

今後5年間には82%が重要になってくると回答しています。


非管理職人材は多くの場合、顧客と対面し、チームの一員として動くことが多いこと

から、チームワーク、コラボレーション、そしてリーダーシップ能力の高さが

他との差別化となる能力であると調査では考察しています。



高業績企業の非管理職人材が不足している能力は、以下のような結果でした。

1. 法的見識

2. サプライチェーンの見識

3. 営業の見識

4. ネゴシエーション能力

5. マーケティング洞察力

6. 影響力と説得力


1. の「法的見識」と2.の「サプライチェーンの見識」は、やや専門性や業界による違いが

あることから比較の対象から外すとしても、「営業の見識」や「ネゴシエーション能力」

意思決定を行う上での重要な要素としてビジネスパーソンに必要な能力であると、

調査では考察しています。


また、非管理職レベルで生じる能力の差は、役職が上がるにつれて大きくなります。

たとえばネゴシエーションスキルに関して言えば、非管理職レベルでは高業績企業の

平均スコアは、低業績企業よりも2.7%程度高いという差であったにも関わらず、

全社員レベルの平均とその差は7.1%まで開きました。



 マネジャーレベルは「基本的マネジメントスキル」に差

次にマネジャーレベルの能力の比較を見てみます。

差の大きい順に、「部下のモチベーションを保つ能力」、「目標設定力」、

「人材に関する見識(HR)」、「採用」、「コーチング」と続きます。


表の読み方例:「部下のモチベーションを保つ能力」の高い人材は、低業績企業よりも

       高業績企業に所属する人材のほうが11%多い。


マネジャーの能力の差.png

「モチベーション、「目標設定、「コーチング」はまさにマネジメントの基本能力です。

これに加え、「人材に関する見識(HR)」や「採用力」は、他のマネジャーとの差別化要因

となり得る能力と言えるでしょう。


別の調査では、非管理職が管理職に上がる際、役割の転換を上手に行っている組織は

わずか1/423.5%)という結果もあります("New Managers: Alone and Out of 

Their Depths," i4cp(Institute for Corporate Productivity)調べ)。マネジャーに

なる前から上記スキルの習得を意識することで、管理職への移行がスムーズに遂行

できるとも考えられます。


一方、高業績企業のマネジャーが持つ能力のトップ6は以下の結果となりました。

貴社のマネジャーに対するこれらの能力開発は、進んでいますか?  


1.カスタマーサービスへの見識

2.クリティカルシンキング&問題解決力

3.チームワーク&コラボレーション

4.学ぶ上での俊敏性/多能性

5.実行力と結果を導き出す能力

6.意思決定力


「経営幹部としてのリーダーシップスキル」があるか否かが差別化のポイント


最後に経営幹部人材(Cレベル)の能力の比較です。


表の読み方例:「営業の見識」の高い経営幹部人材は、低業績企業よりも

       高業績企業に所属する人材のほうが32.3%多い。


経営幹部人材の能力の差.png



一方、高業績企業の経営幹部人材が高かった能力は、「戦略立案能力」、「戦略実行力」

と「結果を導き出す能力」、「意思決定力」でした。まさに、この階層に求められる

リーダーシップ能力です。

経営幹部人材に依然として不足している能力には、マーケティングへの見識、

営業への見識力が含まれており、優秀な経営幹部人材との差別化要因でもあると
考察されています。

 

(出典: Business Skills That Set High-Performing Organizations Apart, 
American Management Association)





[調査結果][2016年4月11日配信]

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