Trainocate Japan, Ltd.

Global Liner ~トレノケートPRブログ~コラム
Bluemixブランドに統合されたSoftLayer、その狙いとは?
執筆:横山哲也

2016年10月から、IBMが提供するIaaS型クラウドサービス「SoftLayer」と、同じくPaaSを提供する「Bluemix」の統合が行われています。


どのように統合されるのか

IBM内の両サポート組織は既に統合されていますし、ログオンアカウントの統合も進行中です。請求処理も統合されたようです。

Bluemixの管理ツールからSoftLayerの機能を利用することもできるようになりました。ただし、SoftLayerの管理ツールからBluemixの機能を利用することはできません。また、SoftLayer内蔵の管理用VPN接続のアカウント名も未統合です。

このように、まだ統合されていない部分もありますが、基本的にはSoftLayerからBluemixの方に寄せる形になります。


おさらい:Softlayerと他のクラウドサービスとの違い

IaaS(Infrastructure as a Service)は仮想マシンを提供するため、既存システムをそのまま移行するのに適していますが、OS管理の手間は意外に減りません。

一方、PaaS(Platform as a Service)はアプリケーションの実行環境を提供するため、OSなどのアプリケーションプラットフォームの管理コストを大きく下げることができます。


SoftLayerは、IaaSでありながらベアメタルサーバー(物理マシン)を提供することで、既存システムの移行に最適な環境を提供します。VyattaによるIPルーティングや、各種のアプライアンス製品による負荷分散やセキュリティ機能は、他ではなかなか見られないSoftLayerの利点です。


ただし、クラウド自体が提供するアプリケーションサービスがそれほど多くなく、新規にプログラムを開発するのは結構大変です。つまりPaaSの機能が貧弱なことが欠点でした。

競合であるAmazon Web Services(AWS)が次々とPaaSコンポーネントを提供していますし、Microsoft Azureは元はPaaSからスタートし、現在も毎月のように新機能を投入しています。クラウドの主戦場はPaaSに移行しつつあるようです。


もっとも、PaaSはベンダー間の差が大きく「ベンダーロックイン」のリスクを心配している方も多いと聞きます。

一般に、IaaSは「最終的には仮想マシンが動くので、ベンダーの乗り換えは不可能ではない」とされていますが、PaaSについてはベンダーごとの独自色が強く乗り換えは非常に困難です。


Bluemixは、IBMが提供するPaaSですが、オープンソース製品であるCloud Foundryを基盤としています。そのため、ベンダーロックインのリスクが小さいとされています。

Cloud Foundryを使うことで、独自性を軽減できるかもしれません。また、Bluemixの実行環境はSoftLayerで構築されているため、SoftLayerとの連携も有利です。


Bluemixとの統合の狙い

今回の統合の意図は、単にブランドを統合するだけでなく、SoftLayerの特徴を維持しつつ、PaaSの利点を活かし、ベンダーロックインのリスクを最小限に留める意図があるのでしょう。


AWSやAzureにはない特徴を持ったクラウドサービスとして、SoftLayer (Bluemix IaaS) にも目を向けていただければと思います。


Bluemix-Layer1-2.png

▲レイヤーが違っても仲良く


◆提供中のトレーニングについての補足◆

SoftLayer Fundamentals」コース(現在は定期開催しておりません)は、演習のセットアップシステムの関係で従来のSoftLayer管理Webサイトを使います。

一方、「SoftLayer Solutions Design」コースは、個々の機能の操作は学習内容に含まれていないため、今回の変更の影響を受けません。


[IBMトレーニング情報Tips][2016年11月24日配信]

Global Liner ~トレノケートPRブログ~コラム
SoftLayerは何がいいのか
執筆:横山哲也

パブリッククラウドの利用が進んできました。
業界トップはAmazon Web Services(AWS)で、それを追うのがMicrosoft Azureです。 

AWSは、仮想マシンを提供するIaaS(Infrastructure as a Service)のベンダーとして知られていますが、最近では仮想マシンを意識しないサービスが増えています(たとえばマネージドサービス型データベースRDSや、スクリプトの自動実行を行うLambdaなど)。
仮想マシン(サーバー)を明示的に作成しないシステムアーキテクチャを「サーバーレスアーキテクチャ」と呼びます。 

Microsoft Azureは、Microsoft .NETのプログラムをサポートするPaaS(Platform as a Service)として生まれましたが、ユーザーの要望に応えて現在は仮想マシンサービスにも力を入れています。
ただ、ここ1年くらいはAWSと同じくサーバーレスアーキテクチャを実現するサービスが増えてきました。 

このように、パブリッククラウド全体では「サーバーレス」に向かっているのですが、既存のアプリケーションをクラウド上に移行したい場合など、サーバーが必要なケースもまだまだ多くあります。 

AWSもAzureも、仮想マシンのサポートを縮小したわけではありませんが、既存のシステムを移行する場合にはいくつかの問題があります。特に問題となるのがネットワーク回りで、iSCSIなどの共有ディスクの利用や、内部ネットワークのルーティング処理などに制約があります。そのため、ディスク共有型のフェールオーバークラスターのサポートが困難です(基本的には「使えない」と思ってください)。  


SoftLayerの利点

IBMが提供するパブリッククラウド「SoftLayer」は、従来のシステムと互換性が高く、ディスク共有型のフェールオーバークラスターも簡単に構築できます。また、物理マシン(ベアメタルサーバー)を利用することもできます。 

SoftLayerでは、仮想マシンまたは物理マシンを構成することを「注文(order)」と呼びます。実際に、CPUやメモリを組み上げていく様子はまさに「注文」です。ベアメタルサーバーまで時間課金で使えるのはクラウドならではの機能でしょう。ベアメタルサーバーの構築には数十分以上かかりますが、事前に構成済みテンプレートを作っておいて展開することもできるので、使い勝手は仮想マシンとそれほど変わりません。  

Order-VM.PNG

図1: 仮想マシンのオーダー画面


Order-BM.PNG

図2: ベアメタルサーバーのオーダー画面


Windows Serverベースのベアメタルサーバーを注文すれば、Hyper-Vをインストールして、そこで仮想マシンを動作させることもできます。Windows Server 2012 R2 Datacenter Editionを使えば、仮想マシンのライセンス追加料金は必要ありません。マイクロソフトが提供するプライベートクラウド構築ソフトウェア「Azure Stack」をインストールすることもできるようです。 

また、ベアメタルサーバーのOSとしてVMwareを選択することもできます。もちろん、ライセンスも追加できます。

Order-VMware.png

 図3: VMwareのライセンス追加画面 

ベアメタルサーバーのコンソール画面へはIPMI(Intelligent Platform Management Interface)経由でアクセスできます。ISOイメージをアップロードして、任意のOSをインストールすることもできます。こうなると、クラウドというよりデータセンターを借りている感覚です。 

ネットワークを柔軟に構成できることもSoftLayerの利点です。
高機能ロードバランサー「Citrix NetScaler VPX」が用意されているほか、「Vyatta 6.x Subscription Edition (64 bit)」を使ったクラウド内のルーティング制御など、他社では難しい作業も可能になっています。  

「クラウドは便利なんだけど、今のシステム構成を変えるのは面倒」そう思っている方は、SoftLayerが役に立つかもしれません。  

グローバルナレッジでは、SoftLayerの強みを活かすシステム設計について学ぶ教育コース「SoftLayer Solutions Design」を提供しています。
本コースは、SoftLayerの実装をある程度ご存知の方を対象としていますが、実際の使用経験はなくても構いません。興味のある方はぜひご検討ください。


[IBMトレーニング情報][2016年8月26日配信]

Global Liner ~トレノケートPRブログ~コラム
<新コース>IBM Bluemixトレーニング 提供開始 <初回12/10-11>
執筆:PR担当(MM)



Webアプリケーション開発者を支援するPaaS(Platform as a Service)、
その代表格がIBM Bluemixです。

グローバルナレッジではIBMの正式なトレーニングコンテンツを日本語化した
2日間のトレーニングコースを12月から提供します。
これからBluemixを使ってアプリケーションを開発しようとしている方に最適です!


IBM Bluemix エッセンシャル 
~IBM Bluemix上でのクラウド・アプリケーション開発~
【コード】 BMC0203V
【期間】 2日間
【時間】 9:30~17:00
【価格】 120,000円(税抜)
【日程】 2015年12月10日(木) ~ 2015年12月11日(金) 会場:新宿LC

▽詳細・お申し込みはこちら




今年5月から8月にIBMが実施したIBM Bluemix Challenge 2015というコンテストに、
グローバルナレッジもスポンサーとして協賛しました。コンテストの応募総数は600名超!
Bluemixへの注目度の高さを改めて実感できました。


▽コンテスト協賛のお知らせ記事はこちら



コンテストの結果は、9月に開催された日本最大級のSoftLayerとBluemixのイベント
SoftLayer Bluemix Summit 2015】で発表され、表彰式が行われていました。

たくさんの応募作品の中から、優秀な作品にスポンサー賞が贈られたうちの一つ、
『グローバルナレッジネットワーク賞』として、IBM Bluemix の e-Learning を授与
させていただきましたよ!様々なアイディア溢れるコンテストの結果もぜひご覧ください。

▽コンテストの結果はこちら(IBMのサイトへリンクします)




[IBMトレーニング情報][2015年10月28日配信]

Global Liner ~トレノケートPRブログ~コラム
米グローバルナレッジがIBMのCloud戦略に関するWebinarに協賛
執筆:PR担当(MM)



米グローバルナレッジが協賛している、IBMのCloud戦略に関するWebinar
「IBM Cloud TechTalks」をご紹介します。

いずれも日本から参加するには厳しい時間帯なのですが、
既に開催された「Part 1」には日本から複数名のお申し込みが
あったとのことですので、ご興味のある方は、ぜひ!


7月以降の開催予定です。


IBM Cloud TechTalks : 
Up, Up & Away: Storage in the Cloud
【開催日時】  7月24日2:00AM(日本時間)


IBM Cloud TechTalks : 
Taking Your Power System Higher in the Cloud
【開催日時】  9月18日2:00AM(日本時間)


IBM Cloud TechTalks :
Maximizing Business Agility with Cloud on a z System
【開催日時】  11月14日3:00AM(日本時間)



★グローバルナレッジはIBMのグローバルトレーニングプロバイダです★

▼SoftLayerをはじめとした、IBMトレーニングのお申し込みはこちらから





[IBMトレーニング情報][2015年7月 6日配信]

Global Liner ~トレノケートPRブログ~コラム
<コンテスト>IBM Bluemix Challenge 2015 にスポンサード<集えアプリ開発者>
執筆:PR担当(MM)



グローバルナレッジでは2015年より、IBMトレーニングの取り扱いを開始しています。
そこでこのたび、日本アイ・ビー・エム株式会社が主催するアプリ開発コンテスト
IBM Bluemix Challenge 2015 にスポンサードいたしました。

IBM Bluemix Challenge は、Bluemix が提供する豊富な "サービス" をうまく活用し、
イノベーティブなアイデアを実現するアプリを競うコンテストです。
優秀賞受賞者は、なんと、あのIBMワトソン研究所にご招待とのこと!
ユニークなアイディアを胸の内にしまっている開発者の貴方、ご応募してみてはいかが?



優秀賞受賞者は、IBMワトソン研究所にご招待

優秀賞受賞者には、IBMワトソン研究所にご招待など豪華賞品が用意されています。
応募作品(アプリ)が高評価を得るポイントは次の3つです。

 ポイント 1 ) 
  ユースケース・機能がユニークで社会的課題を解決するのに役に立っている

 ポイント 2 ) 
  先進性、独創性、実用性が高いもの

 ポイント 3 ) 
  Bluemix 上のサービスや外部サービスを利用することでアプリケーションがコンパクトに実現されている



『グローバルナレッジネットワーク賞』も

『グローバルナレッジネットワーク賞』の受賞者の方には、
「チームワークを促進したり人の能力開発に関わったりするアプリやサービス」
IBM Bluemix に関連する下記の e-Learning 商品をセットで進呈します。





一般部門の応募期限は7月24日(金)!(学生部門もございます。)
その他、詳細は以下のリンクからどうぞ!





▼グローバルナレッジ取扱いのIBMトレーニングはこちら▼



[IBMトレーニング情報News][2015年6月26日配信]

Global Liner ~トレノケートPRブログ~コラム
<プレスリリース> IBMの製品トレーニングを提供開始 ~IBM製eラーニングの提供、および株式会社アイ・ラーニングとの業務提携を開始~
執筆:PR担当(MM)

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本日、以下の内容でプレスリリースを発表しましたのでお知らせします。


【タイトル】
IBMの製品トレーニングを提供開始 
~IBM製eラーニングの提供、および株式会社アイ・ラーニングとの業務提携を開始~

【要旨】
グローバルナレッジは、2015年5月からIBMの製品トレーニングの提供を開始します。 
米国のGlobal Knowledge Training LLCは、IBM が全世界で選抜したグローバルトレーニングプロバイダー(Global Training Provider、以下GTP)です。

Global Knowledge Training LLCはGTP 5社のうちの最大手であり、2014年・2015年には2 年連続で「IBM Global Training Provider of the Year」を受賞しています。

グローバルナレッジは、Global Knowledge Training LLC 傘下のパートナーとして、日本におけるIBM製品トレーニングの提供を開始します。


▼プレスリリースの全文はこちらから(PDF)▼

▼IBMトレーニングについてはこちらから▼


[IBMトレーニング情報][2015年5月13日配信]

Global Liner ~トレノケートPRブログ~コラム
<プレスリリース> SoftLayerトレーニング提供開始によりクラウドエンジニア育成を加速 ~2015年4月より国内ユーザー待望の設計コースも開催~
執筆:PR担当(MM)

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本日、以下の内容でプレスリリースを発表しましたのでお知らせします。


【タイトル】
SoftLayer トレーニング提供開始によりクラウドエンジニア育成を加速
~2015 年 4 月より国内ユーザー待望の設計コースも開催~

【要旨】
グローバルナレッジは、2015 年 4 月から IBM が提供するサーバー基盤クラウドサービスSoftLayer トレーニングの提供を開始します。 日本で SoftLayer トレーニングを提供することにより、SoftLayer を使って IT 基盤を構築・運用・サポートするクラウドエンジニアの育成を支援します。


▼プレスリリースの全文はこちらから(PDF)▼

▼IBM SoftLayerトレーニングについてはこちらから▼




[IBMトレーニング情報News][2015年3月27日配信]

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