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グローバルナレッジ PM道場コラム
【PMBOK®ガイド入門】第29回:WBS作成プロセス その1
執筆:横山 昇

前々回のコラムで「要求事項収集プロセス」前回のコラムで「スコープ定義プロセス」の内容をお伝えしました。これら2つのプロセスで、プロジェクトの要求事項とスコープ(※) は明確になっているはずです。
※プロジェクトで作り上げる成果物を含め、プロジェクトでやること全てをスコープと言います

しかし、それだけでは具体的な作業に着手することはできません。スコープを管理可能なレベルまで分解する必要があります。管理可能なレベルとは、「ここまで分解しておけば、スケジュールを立てて進捗管理ができる」とか、「ここまで分解しておけば、適切な要員をアサインできる」といったレベルです。

たとえば、「現在は紙で起票し手渡しで回覧している稟議書を電子化する」というプロジェクトがあったとします。
これを実現するためには、まず現状把握をしなければなりません。現状把握をするためには、最低でも「現在使用している稟議書の一覧」「現在の業務フロー」あたりは必要になるのではないでしょうか。
さらに現在の業務フローが部門ごとに異なっているのであれば「総務部の業務フロー」「営業部の業務フロー」「経理部の業務フロー」といった具合に、部門ごとの業務フローが必要になってきます。
ここまで分解した時点で、「管理可能である」と判断したなら、そこまでで分解を止めれば良いわけです。なお、分解した最下層のことを「ワークパッケージ」と呼びます。

このようにして、プロジェクトで実施することを管理可能なレベルまで分解したものをWBS(Work Breakdown Structure)と言います。Work=お仕事を、Breakdown=分解して、Structure=構造化したものが、WBSです。構造化するというのは、言い換えれば「見える化」するということです。上述の通り「管理可能なレベル」まで分解しているので、分解した末端のワークパッケージは、誰にとってもその内容が分かりやすいものになっていなければなりません。

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[PMBOKⓇガイド入門][2017年8月 9日配信]


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