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トレノケート PM道場
トレノケートのASP教材『[ASP]PMP®試験対策問題集』から毎週1問をご紹介していきます。
そのほか、PMP®試験に関する最新情報や、トレノケートからのお知らせなどを随時掲載。
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【PMBOK®ガイド第6版】第7回:資源マネジメント知識エリア

第5回の第6版で追加になったプロセスとして「資源のコントロール」を紹介した際にも書きましたが、第6版では、「人的資源マネジメント知識エリア」が「資源マネジメント知識エリア」に変更になりました。人的資源に加えて物的資源もマネジメント対象になったというわけです。これに伴い、第5版のタイム・マネジメント知識エリアにあった「アクティビティ資源の見積り」は、資源マネジメント知識エリアに移動しました。

(ついでに、補足しておくと、第5版のタイム・マネジメント知識エリアは第6版ではスケジュール・マネジメント知識エリアに名称変更されました。「プロジェクト・マネジャーは、スケジュールはマネジメントできるが、タイムはマネジメントできない」というのが名称変更理由だそうです。)

(もうひとつついでに、第5版では「アクティビティ資源見積り」だったプロセスが第6版では「アクティビティ資源の見積り」と「の」がはいった名称に変更になっています。これは、日本語名称の変更で、英語の名称は変更されていません。これはこのプロセスだけではなく、今まで「の」のはいっていなかったプロセスのほとんどに「の」が入っています。)

物的資源もマネジメント対象にいれた結果、いくつかのプロセスやドキュメントの名称と内容に変更がはいっています。一例をあげると、第5版の「人的資源マネジメント計画」は第6版では「資源マネジメントの計画」に変更になり、物的資源についての計画も作成することになります。ということですが、プロジェクト・マネジャーの方々からすれば物的資源のマネジメントが必要なのは当然であり、「今に始まったことではない」という感想をお持ちでしょう。

実は、「ISO21500:2012 プロジェクトマネジメントの手引き」というISOの規格が2012年にでき、PMBOK®ガイドはこれを意識しています。ISO21500は最初から「人的資源」ではなく「資源」になっています。PMBOK®ガイドもこれにあわせたということでしょう。

PMBOK®ガイド第6版に関して詳しく学ばれたい方には、次の研修コースをおすすめします。 
PMBOK(R)Guide第6版概要 (PMC0135G) 

PMBOK®ガイド第5版との差分を学ばれたい方には次の研修コースをおすすめします。
PMBOK®Guide第6版改定内容速習(PMC0134G) 

第6版のリリースにより、2018年3月26日よりPMP® 試験が改訂されます。
PMP®試験の第5版対応での受験をお考えなら、今がチャンスです。
PMP®試験対応コースを受講で、PMP試験対策問題集を進呈、さらに、PMP®試験対策コースを何回でも「再受講」できます。

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執筆:中村 正明 [PMBOK®ガイド 第6版][2017年10月23日配信]

【PMBOK®ガイド第6版】第6回:リスク・マネジメント知識エリア

PMBOK®ガイド第6版では、個別リスクだけでなく、「プロジェクトの全体のリスク」にも取り組むことを強く推奨しています。この「プロジェクトの全体のリスク」は、第6版で新たに登場した概念で、次の様に定義しています。

「プロジェクト全体としての不確実性の影響。プロジェクト結果の変動に内在するリスクにステークホルダーがさらされることを表し、プラスとマイナスの両方の個別リスクを含む不確実性のすべての要因から発生する。」(PMBOK®ガイド第6版 用語集)

個別のリスクに取組むだけでは対処できない全体的な不確実性も考えよということのようです。「プロジェクトの目的に曖昧なところがある」「プロジェクトの目的のステークホルダー間の合意が不安定である」といったような不確実性がはいるのでしょうか。確かに、個別リスクとして特定できるリスクだけを考えていたのでは、気づかないところかもしれません。

リスク対応戦略にも追加があります。第5版ではマイナスのリスク対応戦略は回避、軽減、転嫁、受容でしたが、第6版ではエスカレーション(他の組織や上司に報告する)が追加されました。プロジェクトのスコープ外であったり、プロジェクト・マネジャーの権限を越えたりするリスクは、組織の関連する人や部署に渡す必要があるということです。

非事象リスクという用語も登場しました。「生産性が目標を外れる」といったように、何か事件が起きたというのとは違うリスクです。

第6版での新しい考え方を導入するとリスク・マネジメントのレベルが一段と向上するのではないかと思います。

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執筆:中村 正明 [PMBOK®ガイド 第6版][2017年10月18日配信]

【PMBOK®ガイド第6版】第5回:追加されたプロセス、削除されたプロセス

PMBOK®ガイド 第6版では、3プロセスが追加され、1プロセスが削除されました。その結果、全部で49プロセスとなりました。今回は、追加されたプロセスのうち、「リスク対応策の実行」と「資源のコントロール」について説明します。また、削除された「調達終結」の削除後の処置についても説明します。

リスク対応策の実行
PMBOK®ガイド第6版では、「プロジェクト・リスク・マネジメントにおける一般的な問題点は、プロジェクト・チームはリスク特定、リスク分析、リスク対応の計画、そして、リスク対応計画の承認、リスク登録簿とリスク報告書への記載を実施するにもかかわらず、リスクをマネジメントするために何のアクションも取られないことにあります。」と、現状の問題点を述べた上で、リスク対応策の実行プロセスを追加しています。
第6版のリスク・マネジメント知識エリアは、このプロセスの追加だけでなく、変更・追加がかなりありますが、その点は連載の別の回で述べる予定です。

資源のコントロール
PMBOK®ガイド第6版では、「人的資源マネジメント知識エリア」が「資源マネジメント知識エリア」に変更になり、人的資源に加えて物的資源もマネジメント対象になりました。この「資源のコントロール」は、その監視・コンントロール・プロセス群のプロセスです。したがって、「物的資源の計画と実績を監視し、必要ならば是正処置を取るとともに、割り当てられた資源が計画通り利用可能であることを確実にする」プロセスです。チーム・メンバーの監視・コントロールも当然必要なのですが、それは、第5版と同様に実行プロセス群のチームのマネジメント・プロセスで扱います。

調達終結
PMBOK®ガイド第6版の付属文書X1「第6版の変更内容」では、「市場調査によると、実際に調達の終結を行っているプロジェクト・マネジャーはほとんどいない。」と述べた上で、完了した成果物に対する評価、契約に対する比較に関する情報は、調達のコントロール・プロセスに統合し、管理、コミュニケーション、記録に関する情報はプロジェクトやフェーズの終結に移しています。その結果、PMBOK(R)ガイド第6版では、調達終結プロセスはなくなりました。

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執筆:中村 正明 [PMBOK®ガイド 第6版][2017年10月10日配信]

【PMBOK®ガイド第6版】第4回:追加されたプロセス「プロジェクト知識のマネジメント」

PMBOK®ガイド 第6版では、3プロセスが追加され、1プロセスが削除されました。その結果、全部で49プロセスとなりました。今回は、追加されたプロセスのうち、「プロジェクト知識のマネジメント」について説明します。

プロジェクト知識のマネジメントは、プロジェクトの目的を達成し、組織の学びに貢献するために、既存の知識を活用し新たな知識を創造するプロセスです。第5版までのPMBOK®ガイドでも組織のプロセス資産を蓄積し活用することを奨励していました。それをさらに深めた実践を求めています。

例えば、形式知と暗黙知について次のような趣旨の記述があります。
「文書化することで共有できるのは形式知のみです。文書化された形式知にはコンテキストが欠けているため、異なった解釈につながってしまいます。そうだからこそ共有しやすいのですが、いつも正しく理解され正しく適用されるわけではありません。暗黙知はコンテキストを組み込んでいますが、文書化するのはたいへんむずかしいのです。暗黙知は専門家個人の頭の中や、集団や状況の中に潜んでいます。通常は会話や人々の相互作用により共有されます。」

暗黙知を共有し活用する取組みの実施を求めているのです。確かに、プロジェクトマネジメントの研修にご参加いただいた受講者の方々にうかがうと、組織のプロセス資産を蓄積する取組みは多くの組織で実施しているようですが、なかなか活用できていないようです。PMBOK®ガイド第6版の問題意識は、現場の方々の問題意識につながりがあることが分かります。

プロジェクト知識のマネジメントでは、教訓登録簿をアウトプットします。教訓登録簿は、プロジェクトの初期にプロジェクト知識のマネジメントプロセスのアウトプットとして生成されます。その後プロジェクトを通して、多くのプロセスのインプットとして使われ、アウトプットとして更新されます。知識は、ビデオ、写真や絵、音などでも蓄積されます。プロジェクトやフェーズの最後に、教訓登録簿の内容は、教訓レボジトリーと呼ばれる組織のプロセス資産に移されます。


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執筆:中村 正明 [PMBOK®ガイド 第6版][2017年10月 5日配信]

【PMBOK®ガイド第6版】第3回:アジャイル

本コラムでは、2017年9月にリリースされたPMBOK®ガイド第6版と第5版との主な変更点を数回にわたり紹介していきます。

PMBOK®ガイド第6版では、アジャイルについて取り上げられるという話をお聞きになっていた方が多いのではないかと思います。確かにかなりの記述がアジャイルの話に割かれてはいるのですが、アジャイルについて一章が設けられているというわけではありません。

プロジェクト・ライフサイクルの型のひとつに適応型があり、それがアジャイルであるとされ、若干の説明があります。

第4章以降の知識エリアを取り上げた章の最初に「アジャイル型環境や適応型環境への考慮事項」というタイトルの下に、その知識エリアでのアジャイルの場合の注意が書かれています。また、スケジュール作成プロセスのツールと技法に「アジャイルのリリース計画」が突然出てきたりします。

こうしたわけですので、アジャイルについての体系的知識がPMBOK®ガイド第6版で学べるというわけではありません。スプリントやレトロスペクティブといったアジャイルの用語が突然出てきたりするわけですが、その定義が書かれているわけではありません。したがって、あらかじめアジャイルの基礎的用語を知っていないとPMBOK®ガイドを理解できないことになります。既存のPMBOK®ガイドを前提にアジャイルでは何が変わるかを記述したという印象です。

しかし、各知識エリアの「アジャイル型環境や適応型環境への考慮事項」をまとめてみると、アジャイルの場合はチームの自律性を高める必要があり、ステークホルダー・エンゲージメントの重要性が高くなるといった全体像は見えてきます。アジャイルの具体的内容について記述したAgile Practice Guideという文書がPMBOK®ガイド 第6版と同時に出版されています。英語版のPMBOK®ガイド第6版をダウンロードすると一緒についてきます。具体論はこちらという役割分担のようです。


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執筆:中村 正明 [PMBOK®ガイド 第6版][2017年9月26日配信]

【PMBOK®ガイド第6版】第2回:プロジェクト・マネジャーの役割

本コラムでは、2017年9月にリリースされたPMBOK®ガイド第6版と第5版との主な変更点を数回にわたり紹介していきます。


PMBOK®ガイド第6版では、第3章が「プロジェクト・マネジャーの役割」という章になりました。
プロジェクト・マネジャーの定義やその影響が及ぶ範囲を述べた後で、プロジェクト・マネジャーのコンピテンシーに10ページほどを費やしています。PDUの取得にも反映されているタレント・トライアングルを取り上げ、とりわけリーダーシップ・スキルについて詳しく記述しています。


「プロジェクト・マネジャーの役割の大部分は対人的なものである」「プロジェクト・マネジャーは、良きリーダーとなるよう努力する必要がある」とした上で、「明確なビジョンを持っていること」「楽観的でポジティブであること」「協調的であること」などを求めています。また、「研究によると、有能なプロジェクト・マネジャーは、プロジェクトでの時間のおよそ90%をコミュニケーションに費やしている」と研究事例を紹介して、「コミュニケーションに十分な時間を費やす」ことを求めています。

講師としてお客様の失敗プロジェクトの事例のお話をうかがうと、「コミュニケーションに問題あり」がほとんどです。私も、第一歩は「コミュニケーションに十分な時間を取ること」であると、事あるたびに受講者の方々にお伝えしています。この第3章に書かれていることと、ご自身の行動とを比較して考えていただくと後の方向が見えてくるのではないかと思います。

次に、「リーダーシップとマネジメントとは、最終的には物事を成し遂げることができることを言う」として、政治的に対応する能力を求め、影響、交渉、自律性、権威に言及しています。権威の行使も重要な要素です。権威の形態も列挙されています。自らを振り返るために、さらに今後の行動を考える良いリストではないかと思います。

リーダーシップとマネジメントの比較した表も掲載されています。その表の第一行には、マネジメントは「職権を利用して指示する」、一方、リーダーシップは「関係を利用してガイダンス、働きかけ、コラボレーションを行う」と書いてあります。成功するためには両方を用いる必要があると言っています。

このように、プロジェクト・マネジャーの行動についてさまざなに取り上げています。すべてを満たすことは不可能かもしれませんが、大いに参考になるのではないかと思います。

PMBOK®ガイド第6版に関して詳しく学ばれたい方には、次の研修コースをおすすめします。
PMBOK(R)Guide第6版概要 (PMC0135G)

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第6版のリリースにより、2018年3月26日よりMP® 試験が改訂されます。
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第6版対応のPMP®試験対応コースの PMP® BOOT CAMPの前編・後編については、PMP®試験の第6版対応の1~2か月前からの提供を予定しています。

執筆:中村 正明 [PMBOK®ガイド 第6版][2017年9月21日配信]

【PMBOK®ガイド第6版】第1回:プロジェクトマネジメント・ビジネス文書

本コラムでは、2017年9月にリリースされたPMBOK®ガイド第6版と第5版との主な変更点を数回にわたり紹介していきます。

PMBOK®ガイド第6版では、プロジェクトマネジメント・ビジネス文書という第5版までにはなかった文書が登場しました。

プロジェクト・ビジネス文書は、ビジネス・ケースとプロジェクト・ベネフィット・マネジメント計画書から構成されています。

ビジネス・ケースは、第5版までにもありましたが、「プロジェクトの立上げの目標および理由」を記載したものです。組織の戦略や問題などを分析し、そこからビジネス・ニーズを引出し、プロジェクトの立上げにつながる文書です。

一方、プロジェクト・ベネフィット・マネジメント計画書は、プロジェクトのベネフィットがいつどのように実現するかを説明し、そしてこれらのベネフィットの測定を実現するためのメカニズムを説明する文書です。プロジェクトによって実現されるベネフィットの価値と比較したコストの見積りなども含まれます。ここから、プロジェクトからもたらされる事業価値の検証とロジェクト成功の妥当性確認ができます。

プロジェクトの実施を任されたので成功を目指すというだけでなく、事業価値の実現までプロジェクト・マネジャーに求めているということになります。ただし、プロジェクト・マネジャーの責任範囲については組織によって異なるとしています。

また、PMBOK®ガイド第6版には、「プロジェクト・マネジャーの役割」という章も新設されています。プロジェクト・ビジネス文書を受けて、そこではプロジェクト・ベネフィットに関するスキルも求めています。次のような内容です。
  • プロジェクトのビジネスの側面を他者に説明する
  • プロジェクトの戦略的側面を実現するために、スポンサー、チーム、専門家と協働する
  • プロジェクトの事業価値を最大化するように戦略を実現する
 
このようなことから、プロジェクト・マネジャーに求める見識の領域が広がってきているという印象を受けます。

PMBOK®ガイド第6版に関して詳しく学ばれたい方には、次の研修コースをおすすめします。
PMBOK(R)Guide第6版概要 (PMC0135G)

PMBOK®ガイド第5版との差分を学ばれたい方には次の研修コースをおすすめします。
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第6版のリリースにより、2018年3月26日よりMP® 試験が改訂されます。

PMP®試験の第5版対応での受験をお考えなら、今がチャンスです。
PMP®試験対応コースを受講で、PMP試験対策問題集を進呈、さらに、PMP®試験対策コースを何回でも「再受講」できます。

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PMBOK®ガイド第6版対応のPMP®試験対応コースの PMP® BOOT CAMPの前編・後編については、PMP®試験の第6版対応の1~2か月前からの提供を予定しています。

執筆:中村 正明 [PMBOK®ガイド 第6版][2017年9月12日配信]

PMBOK®ガイド第6版 リリース

2017年9月6日、PMBOK®ガイド 第6版(A Guide to the Project Management Body of Knowledge,(PMBOK® Guide)-Sixth Edition, Project Management Institute, Inc., 2017)がリリースされました。

PMI®会員の方は、PMI®本部のウェブサイトから英語版および翻訳11か国語版のpdfをダウンロードできます。紙の印刷版は、英語版のみ9月6日に出版され、他の11か国語版は、10月の出版予定だとアナウンスされています。また、PMP®資格試験の第6版への対応は、近々のアナウンスとされています。

第5版から第6版への変更は多岐にわたりますが、大きな変更点は次の点です。

(1) プロジェクトマネジメント・ビジネス文書
プロジェクトから、いついかに利益が生み出されるか、および、その利益を測定するメカニズムを記述するプロジェクト・ベネフィット・マネジメント計画書などを取り上げています。

(2) プロジェクト・マネジャーの役割
PMBOK®ガイド第6版第3章は、「プロジェクト・マネジャーの役割」と題されています。役割とともにコンピテンシーについても取り上げています。

(3) アジャイル
第5版では、アジャイルはその名称がでてきただけでしたが、第6版では、アジャイルの場合には、プロジェクトマネジメント・プロセスをどう具体化するかについての記述が、すべての知識エリアに記述されています。

(4) 3プロセスの追加、1プロセスの削除
プロジェクトマネジメン・プロセスは49になりました。具体的には、プロジェクト知識のマネジメント、リスク対応策の実行、資源のコントロールが追加され、調達終結が削除されました。 

(5) リスク・マネジメント知識エリア
個別リスクだけでなく、「プロジェクト全体のリスク」にも取り組むことを強く推奨しています。リスク対応策の実行プロセスが新たに追加され、リスク対応計画を計画するだけでなくそれを実行することも重要であることを強調しています。第5版ではマイナスのリスク対応戦略は回避、軽減、転嫁、受容でしたが、第6版ではエスカレート(上に報告する)が追加されました。プロジェクト目標のスコープの外側にリスクが特定された場合には、組織の関連する人や部署に渡す必要があるということになります。

(6) 資源マネジメント知識エリア
人的資源マネジメント知識エリアは、資源マネジメント知識エリアに名称変更され、物的資源も対象になりました。

(7) 知識マネジメント
教訓は、PMBOK®ガイドのこれまでのバージョンでも強調されていましたが、それを知識・知恵にまで深める観点からさらに強化されています。


PM道場ブログでは、今後上記の主だった変更点を順次紹介していく予定です。

また、PMBOK®ガイド第6版対応の研修コースも順次提供を開始する予定です。
まずは、
「PMBOK®Guide第6版概要(PMC0135G)」の2コースを11月から提供します。

第6版のリリースにより、2018年3月26日よりPMP® 試験が改訂されます。

PMP®試験の第5版対応での受験をされるなら、今がチャンスです。
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PMP®試験対応コースの PMP® BOOT CAMPの前編・後編については、PMP®試験の第6版対応の1~2か月前からの提供を予定しています。

[PMBOK®ガイド 第6版 ; お知らせ][2017年9月 7日配信]

【PMP®試験問題に挑戦!】問題108:新しいリスクを発見

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メンバーが新しいリスクを見つけたと報告してきました。プロジェクト・マネジャーであるあなたの取るべき行動として、正しいものを1つ選びなさい。

A. 分析する
B. リスク対応計画を策定する
C. 受容する
D. 迂回策を取る



 解答を見る!

執筆:中村 正明 [PMP®試験問題に挑戦!][2017年8月30日配信]

【PMの心得】 第17回:プロジェクト・マネジャーは、メンバーのロール・モデルになれ

ロール・モデルとは、「模範となるもの。理想の姿」を意味します。メンバーの方々にとって「〇〇さんのようなプロジェクト・マネジャーになって活躍したい」と思われる存在になるということです。

ここで、どうすればロール・モデルになるかを列挙しようというわけではありません。どんな要素を満たせば、ロール・モデルになるか是非ご自身で考えてください。そして、そのような行動を取ることが大事です。メンバーの方々は「行動・言動」を見ています。メンバーの方々が「私のことを考えてくれている」と感じることも大切です。

また、バリバリ仕事をしていればいいというわけでもありません。研修を受講してくださった方で、さぞかし良いプロジェクト・マネジャーであろうという方がいらっしゃいました。ところが、メンバーの方々は、「その受講者の方のようにはなりたくない。プロジェクト・マネジャーにはなりたくない。」とおっしゃるのだそうです。

なぜでしょうか。

実はそのプロジェクト・マネジャーの方の残業時間は半端ではなかったのです。タイムマネジメントの演習を行っていただいたところ、週90時間以上働いていることが判明しました。

これでは、いかに仕事ができるプロジェクト・マネジャーであっても、その方のようになりたいという人はいないでしょう。ワーク・ライフ・バランスも重要なのです。仕事もプライベートも充実しているプロジェクト・マネジャーでないといけないというわけです。

ロール・モデルになる条件をいろいろと考えてみてください。

■おすすめコース


良いロール・モデルが上司であれば、チームも活性化します。また、プロジェクト・マネジャーはメンバーのモチベーションを引出すことで、生産性や品質を高めることができます。チームこそプロジェクト成功の最重要要素です。

執筆:中村 正明 [PMの心得][2017年8月23日配信]


ここでは、[ASP]PMP(R)試験対策問題集から毎回1問をご紹介します。

PMP®とは、PMI®(Project Management Institute)が認定するプロジェクト・マネジャーの世界標準資格、PMP®(Project Management Professional)のことです。

[ASP]PMP(R)試験対策問題集 PMBOK(R)Guide第5版・新試験対応 (スマホ対応版)は、PMP®資格試験にチャレンジする方を対象に、効率的に試験準備を行うための自主学習教材です。選び抜かれた500問が入っています。解説付きですので、受験対策にぜひご活用ください。

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